人生

 自分は最近の人生で、大学の軽音に入ったこと以外のあらゆる選択を間違えていると思う。
 2セメスター以降、授業についていけなくなり通学も過酷で、何より生活習慣の悪化により成績がみるみる低下した。そしてとうとう進級判断の面談になった。今すぐ留年する訳では無いが、3年の前期は過酷なものになりそうだ。
 そこに至るまで授業の選択も間違えまくっているし、あの日、どこで、誰に何を話したか、みたいな間違いも、大学に入ってから今まで鮮明に一つ一つ思い出せる。
 食事の時、人と楽しく話している時、バンドをやっている時、ライブを見ている時…それ以外の全ての時間が、過去の自分の後悔と、良心の呵責で埋め尽くされている。
 今日は朝にバンド練をした後みんなでラーメンを食べ、見に行く予定のライブの時間まで仙台駅周辺で暇を潰すつもりでいたが、その時点でもうおかしい。このあたりが自分の履修登録や授業に関する間違いに似ている。その後もカラオケで暇を潰そうとしてあちこち行くがどこも混んでいたり、一人だと思ったより料金が高くて諦めたり、ネットカフェに怖くて入れなかったり、結局今は一旦家に帰っているところである。このへんが、もしかしたら今後大学を中退して実家に戻る未来を暗示している気がしてきていよいよ気が滅入って来た。
 最近、自分のことを鬱病だと思いこんでいる。実際この世のすべてがどうでもよくなりつつあるし、何をするにも体を起こすことができない。(これは前からか?)つい最近までは一切出てこなかった希死念慮のような感情が現れている。鬱病とかではなくただの発達障害としての症状かもしれない。
 これから見に行くライブはレルレとsugarmanなので悪いわけがない。いいライブを見て一日を締められれば、今日はいい日だったと今日前半の失敗を笑い飛ばせるし、今後の人生にも少しは希望が持てる気がする。

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