就活の終

就活が終わりました。
内々定を頂いて、無事に承諾書も送り。
選考が進んでいた企業には辞退のメールを送らせて頂きました。

まだまだ就活が続いている、続けている友達もいます。

自分の選択が正しかったのか正しくなかったのか、実際に来年4月になってみないとわかりません。

自己分析も何も準備も出来ていない状態で就職活動が始まり、様々な企業に伺って、多くの人生経験をしました。
中には好感を持てない企業や確実にブラック企業だろうと思うような企業にも会いました。
こういうことを話せばいいんだ、こういうことを強みにすればいいんだということを集団面接の中から学んだこともありました。
しっかりと準備が出来ていれば本番から学ばなくても良かったのになと思いながら、3月は"就活"に対して多くの学びを得ました。

その中で、学校は助けてくれないんだということも感じました。
セミナーとかは行っていたけど、個人的な就活の悩みに関しては少しも受け付けられないと言われ、頼れる人や何を頼って良いかという情報もなかったため、就活によるしんどさと孤独感で心が折れそうになりました。

就活用語の"お祈りメール"。沢山貰いました。
お祈りメールを貰ったら直ぐにゴミ箱フォルダに入れて蓋をしました。

自分には強みも特技もやりたいことも何もありません。
ずっと同じ部活を続けてきたとか、吹奏楽部やマラソンを頑張ったとか、ボランティア活動でこんな経験をしたとか、アルバイトでこんな提案をして受け入れてもらったとか、語学が得意だとか、何もありません。

尚更、お祈りメールが来ると、何も無い自分を目の当たりにしてしんどくなりました。

▽面接の内容について

私は「自己紹介をしてください」「人生で1番嬉しかったことはなんですか」という質問が大嫌いでした。

「自己紹介をしてください」は自身の強みを絡めて話している人が多かったです。そのため、強みがない私はどう話していけば良いのかが分からず、緊張とともに地獄を見ました。
「人生で1番嬉しかったことはなんですか」はそのまま嬉しかったことを話せば良いのですが、私には企業に話せるような嬉しかったことがありませんでした。ライブに当選した、イベントが楽しかった、そんなものはアピール出来ませんよね?
何かを頑張って、それが成功して、嬉しかった。そんなことを言えたら良いのだろうと思うのですが、私は所謂器用貧乏と呼ばれるタイプの人間で、大抵のことが人並に出来ます。でも大抵のことがそれ以上伸びません。しかしそこで満足してしまうのです。
だから、頑張って成功して嬉しかったような体験がないのです。

その分、筆記テスト(SPI等)はとても気が楽でした。
能力だけの話になるので、自分の今までは関係がなかったから。

▽面接の形態について

人によっては集団面接の方が自分の話す時間が短くて楽だという人もいましたが、私は1:1の個人面接の方が楽でした。
個人面接は個人面接でも2:1以上になってしまうと、緊張でしにそうでした。

その中には、自分には何もないから、何も無い自分の話を他者に聞かれるのが恥ずかしいという思いが強くあります。
何も無い私が緊張しまくって話すのを見て笑ってるんじゃないかって思って、毎回惨めな気持ちになります。

▽企業へ向かう道中

企業へ向かう最中でさえ、毎回毎回しんどさで押しつぶされそうでした。
首吊り用の縄が首に巻きついているのか?と思うほど息苦しく、だんだん暑くなってくる気候に時間の流れを感じ、パンプスに締め付けられる足がなんとか前に進んでなんとか企業に向かっていました。

周りを歩く社会人は、この就活戦争を乗り越えて社会人になっていて、社会人になれなかった就活生はしんでいったのかな。
自分が社会適合者なのか、社会不適合者なのか、

▽就活を終えて

就職活動はしんどい。
就職活動が終わっても自分が誰なのかわからない。

今までの人生、無駄だったのかな。
これからの人生どうやって生きていこう。

やっとスタートラインにたったのか。
スタートラインってなんだ。私の人生はスタートしてなかったのか?

好きなことを我慢したりもした。
お金にならないから諦めようって思ったりもした。
けど、その道を進んでる友達もいる。

結局自分が何をしたいのかわからない。
中途半端なんだなぁって思う。思います。

世の中の皆、凄いなぁ。

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