「“MUSIC MAGAZINE 7月号” インタビューと清志郎さんのこと

6/19 発売の
"MUSIC MAGAZINE 7月号"に
カラー2ページで
Saltieロングインタビューが掲載されています。
インタビュアーは池上尚志さん。

私のルーツや音楽観を深掘り
とりとめの無い私の話を
プロがきっちり愛ある文章で書いてくれました。
ぜひとも読んで欲しいです。

手元に届くのが楽しみです😊
【ミュージックマガジン詳細】
http://musicmagazine.jp/mm/index.html

画像1


清志郎さんがドドンと表紙のミュージックマガジンに掲載され、
とても個人的にうれしいです。



【清志郎さんのこと】※以下長文です

生前、2回清志郎さんの生歌を聴く機会がありました。

1回目はファンクラブイベント。
偶然の機会で拝見したのですが

たくさんの所有ギターを並べ、真ん中に椅子ぽつり。

「学校の先生に歌は立って歌うものだ、
 と言われてからずっと立って歌ってきたけど、今日は座ります」

椅子に腰かけ歌いはじめました。

そうしたら隣にいた方々がザワザワしはじめ…
?なんだろうと思ったら

清志郎さんが座って歌うのは今までほとんど無く、
異変に気づいた長年のファンがザワザワしていたのです。

その数日後に癌の公表をされ、座った理由がわかりました。

ライブやトークは
この時間よ、終わってくれるな!
と思うよな素晴らしい時間でした。

ファンの質問コーナーでは
「最近おすすめのアーティストは?」と訊かれ
「エイミー・ワインハウスを聴いている、すごくいい」と
答えていたのが印象的でした。
私もハマっていたアーティストだったのでうれしかったです。


弾き語りで歌ってくれた一曲に
涙が止まらなくなったものがあり
でもタイトルか分からない…
イベントが終わったあと勇気をだして
おひとりを呼びとめ、少し歌ってみたら(笑)


「それは、おべんとばこ。THE 2・3'Sの」だよと
紙に書いてくれて教えてくれました。ファンも優しく最高です。

「お弁当箱」
忌野清志郎&仲井戸麗市バージョン1994
https://youtu.be/0817REqj0Ng


2回目はそのあと、2008年
ブルーノート東京にブッカーT&ザ・MGズを観に行った時。

本物のグレートミュージシャンたちの演奏だけでも
かなりボルテージは高かった私でしたが…

「In The Midnight Hour」「Soul Man」
で清志郎さんが飛び入り。会場全体が悲鳴をあげました。


療養中だったけど張りのある声で歌う姿にMG‘Sもみんな笑顔だった。
生のガタガタ(Got a!Got a!)が聴けて感無量でした。 


私は晩年の、
クローズドな空間での清志郎さんしか観ていないのですが
遭遇出来たのは宝物です。

話長くなっちゃった。

今でも帰宅が遅くなった時や、
心削れて帰るときは

「いい事ばかりはありゃしない」
ブルースが脳内でぐるぐると流れてくるのです。
歌うと元気が出るんだよ。


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