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社内でたこパー打ち上げ?ソルトBarで開店した「パーラー多幸」を紹介

ソルトワークスでは2024年に入ってから、デザインワーク展覧会「塩の味」にはじまり、社内コンペ、社内勉強会「IN THE SALT vol.02」とイベントが盛りだくさんでした。イベントラッシュが落ち着いたタイミングで労いを込めてソルトBarでたこパー打ち上げを開催しました。
主催は、グラフィックデザイナーのチャパ。打ち上げの企画から、当日の準備・運営に至るまで一手にディレクションをしてくれました。デザイン力と素敵な空間づくりが光ったイベントになりましたのでご紹介します。

▼デザインワーク展覧会「塩の味」開催レポートはこちら

~ソルトBarとは~
ソルトワークスのオフィス内、フリースペースの一角にある社内Bar。シックなカウンターと大きな冷蔵庫にはフリードリンク(アルコール・ノンアルコール)が常備されています。普段は有志が集まってドリンク片手に語ったり、メンバーが新しくジョインした際に親睦会を開催したりする場になっています。

ソルトBarに「パーラー多幸」が開店!

パーラー多幸」という店名は主催者のチャパが命名。店名の由来を聞いてみました!

年賀事業を行っているので、在籍年数長めのクリエイティブチームメンバーの頭の中には、年賀状のモチーフ探しを通じて、縁起の良い言葉辞典が自然生成されています。そのなかで「たこ」も「多幸」と当て字にする伝統的な縁起物のひとつです。
展覧会をはじめ、交流イベントなどを通して、みんなと仕事できて「幸せだな〜」と思うことがたくさんあったので多幸感ともかけて、ちょうどいいな!と思い、当て字で「多幸」にしました。
また、ただ「タコパーしましょう!」と声をかけるだけだと、作る側も来る側も気合いが足りないのではないか?と思い、業界人風にすかして、“タコパー”ならぬ“パータコ”にしてます。略して“パータコ”になることばを探して「パーラー多幸」にしました。

by.チャパ

ちなみに、今回の打ち上げでタコパ―を選んだ理由は、1年ほど前のランチ時に箸を忘れたため、6Fカウンターの中の引き出しを漁っていたときのこと。たまたまたこ焼き機を見つけたのがきっかけで、それ以来、自分がソルトbarを仕切るときは「絶対タコパーにしよう!」という決意を固めていたそうです。

ソルトBarにピンクのネオンとミラーボールが出現

この日は「パーラー多幸」の開店にあわせ、ピンクネオンの照明に、ミラーボールがゆっくりと回るムーディーな雰囲気(ちなみにミラーボールはチャパの自前です)。

開店準備

開店準備は、オーナーのチャパ、たこ焼き職人のウタが中心となって準備をしました。ちなみに、たこ焼き職人は社内公募で即日採用されました。

たこ焼き職人はオーナーお手製刺繍入り帽子を被って出勤!
いろんなところに遊び心があって見ているだけで楽しい空間です。

たこ焼き職人のウタと、職人見習いに名乗り出たふるやん、めぐるfeat.有志でたこ焼きをせっせと作っていきます。マニュアルはなし、飲みながら勤務OK!自由なたこ焼き屋さんです(こんなお店あったら働きたいな・・・)

18:45 「パーラー多幸」開店

開店と同時に仕事終わりのソルトスタッフが続々と来店。
ドリンク片手にお話しながらしばしたこ焼きを待ちます。

「たこ焼きいかがですか〜!」

お待ちかねのまんまる、あつあつたこ焼きが一気に完成!
職人のこだわりは完成直前に油を回し入れて外カリカリ、中ふわふわに仕上げることです(某有名店方式)。

まるでお祭り。ガチャマシン、DJブースに畳部屋

メインイベントのたこパー以外にも、クリエイターによる催し物があったので紹介します。

ガチャマシン

まずはソルトBarに設置されたガチャマシン。今後いろんな場面で活用していきたいとチャパからの提案で会社にて購入しました。
ガチャガチャの中身は、先日の展覧会「塩の味」で制作したソルトオリジナルステッカーコレクション全9種。1回200円で回せます。

また、今回の打ち上げではソルトスタッフに向けて、展覧会「塩の味」で展示されたポスターも原価提供で社販されました。
ガチャマシンの隣には社販のステッカーやポスターの収益をどのように使っていくべきか? 社内アンケートが設置されていました。

DJブース

イベント中ノンストップで音楽をプレイしてくれていたはらいそ

お次はDJブース。趣味でDJを嗜むグラフィックデザイナーのはらいそ。自前のマシンを持参して、心地よい音楽でイベントに彩りを添えてくれました。

DJマシンの仕組みを存じ上げていなかったのですが、2台のプレイヤーを操り、左のデッキで曲をかけて途切れないように右側のデッキで次の曲を準備して交互に音楽を途切れないようにするんですね。
初心者にもやさしく教えてくれる、DJはらいそ。イベント中ノンストップで盛り上げてくれてありがとう!

花札と型抜きが楽しめる、畳部屋「一畳屋 小幸」

最後は、アートディレクターのminorが店番を務める、畳部屋「一畳屋 小幸」

〜少しの幸せだけをお求めの貴方へ。勝てば幸せが当たります〜
というコンセプト。小さな幸せが、いずれ大きな幸せに…人生を豊かにしてくれるはず!パーラー「多幸」にも掛かっています。

駄菓子を食べながら花札や型抜きが楽しめる縁日のような雰囲気。地元のお祭りでよくやっていた型抜きが思い出されて懐かしいです。

minorが即興で似顔絵を描いてくれるサービスも

カウンターでたこ焼きを食べたり、イベントブースで催し物を楽しんだり、思い思いの時間を過ごしました。

主催者インタビュー

チャパ

後日「パーラー多幸」を企画・主催したチャパに今回のイベントについてインタビューしました。

───「パーラー多幸」の開店準備で楽しかったことは何ですか?

チャパ:準備で楽しかったのは、どうしたらみんなのテンションが上がるか演出を考えた点です。
たこ焼きを回すのにかけて、私物のミラーボールを回そうというところまでは考えていたのですが、まさかはらいそさんがDJターンテーブルまで回してくれるとは思っていませんでしたし、minorさんが「一畳屋 少幸」をブッキングしてくれたことも最高でした…!

───当日の様子で印象的だったことは何ですか?

チャパ:普段あまり接点がなかったビジネスサポートの皆さんにお手伝いの手を挙げてもらったのですが、皆さんノリが良く、ウタさんが手作り感強めの「パーラー多幸」オリジナルキャップを嫌がりもせず被ってくれて感無量でした。

いざ開場して、ドリンクを配りはじめたタイミングで、実はお酒だと思っていたものが半分以上ノンアルコールドリンクだったというハプニングも!しかし、とてもアルコール控えめとは思えないほど盛り上がったのではないかと思います。

もしかすると、照明効果やたこ焼きの焼ける音や香りなどで五感を刺激することで、肝臓の負担を軽減しながら飲み会の盛り上がりを維持できるのでは? と思いました(笑)

───今後の社内イベントについて展望はありますか?

チャパ:普段見慣れたソルトBarですが「この空間でこんなことできるんだ!」と思ってもらえてたらうれしいです。

この機会に「ここで何をしたら楽しいか?」いつでもどこでもとっさに考えてしまう思考回路が開くとうれしいですね。イベントに参加するだけではなく、ぜひいろんなスタッフにも仕切りを体験してみてほしいです(他部署主催のイベントもお手伝いに参じます!)

今回心残りだったのは、時短勤務やパート勤務で働くスタッフが参加できる時間ではなかったことです。
自身も時短勤務で働いていたときには、ソルトBar良いな〜、行きたかったな〜と思っていましたし、今回も家族の協力があって打ち上げに参加しているので、ソルトスタッフの皆が気兼ねなく参加できる時間帯のイベントも考えていきたいです!


この数年はコロナ禍で社内イベントもめっきり減っていましたが、スタッフ発案のイベントが開催されることでスタッフ同士の交流にとどまらず、会社全体の活性化につながっています。今回もイベントでも“This is SALT”という雰囲気を感じることができました。