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2024.2/12  満載よ、 &ストグラと時事

昨日会期を終えた本業の方に時間を費やしていたので、今年の日記の目標はどこへやら…なんてやっておりましたら、あっという間に日時はすぎまして。
2月の日記は一度もあがらないのではないか、とか思っていた本日は少し時間ができました。

だから1行日記があるじゃないの。
1行じゃぜんぜん足りねーのよ、書きたいことが、という困った性分なもんで。
そして日記を書いていない間も色々ありました。なので本日のお題は「満載よ」ということで。

本業の人形作家、改め一昨日知ったばかりの単語が一番しっくりきたので急に使い始めた「羊毛造形作家」のお仕事は、あたたかいホワホワとした会場と、オーナーさんのお人柄と、ご一緒しました作家さんのお人柄と、お客様のお人柄に助けられ、それはそれは幸せな展示となりました。
ああ、こういう展示がやりたかったんだな、と初めて肌感で思えた展示となり、これが良いきっかけになるといいな…とぼんやり思っております。

会場はカフェと喫茶の間の様な空間のお店でしたので、毎日幸せなおやつを注文して食べておりました(空間と関係ない)。TOPの画像はある1日の餅入りぜんざい。在廊中の6日間、毎日食べてたぜ…。
なんだけれど、昼食が帰宅してからの15時位になっていたので、意外にも体重は減りましてほっとしております…(完全に余談)

会期中は、出会う方にサプライズや偶然、そしてストーリーもあって、ミラクル満載のなんだかとても面白い時間の中におりました。
1行で言うならば、こんなに満足する仕事があるのか、という感想でした。(むりやり1行日記感)

余韻に浸りたいとこですが、オーダーも頂いていることですし、できるかどうかわからない思い付きもあり、昨年止まっていたなんて考えられないくらい「作りた意欲」が満載で…また走りすぎて、ポキっと落ちないように気をつけよう…と思っています。

とまあ、満載よ、は細かく書くともりもりすぎて時間も文字数も大幅にオーバーしますので、総じて本業の仕事してたのよ〜ということで。

そして、ストグラと時事。

𓃹𓃹𓃹𓃹𓃹

日記を書いていない間も、ストグラの街「ロスサントス」は毎日住人たちが生活をし、そこにドラマが生まれていました。

なかでも、うさぎさん、というキャラクターがストグラ内でライブを行った後、現実世界のiTunesのアルバムデイリーランキング1位になったことが、本当に驚きでした。
※本日のXにより、オリコン週間ランキングも5位に入っていたとのことです。すごい!

ストグラ内ではキャラクターのロールプレイを見ているため、キャラクターを動かしているプレイヤーの素性が分かっている方や分からない方もおられるけれど、中には相当有名な方もおられるらしく…各プレイヤーの元におられる「観測者」と呼ばれる配信を見ている人たちの人数ってどれくらいなんだろう…と改めて実感した話題でした。

前回の日記の終わりに、ユーチューバーやVチューバー、またゲーム実況配信者という言葉を初めて知った、というレベルの私にとっては動画配信を生業や趣味(とおっしゃっている方もおられます)で行っている方々の影響力にただ驚くばかりでした。

そんな中、デジタル版とはいえいわゆる「文春砲」みたいなものが、なんと推しの中村悠一さんに起こったのであります。
つい三日前ほどのお話。

…で、ストグラと時事、というお話ですが。

その文春の記事が余りにもお粗末で、こんなものがデスクのチェック等も通過して公開されるのか、と非常に驚きました。(驚いてばかり)
見出しは、ストグラ内で中村悠一さん演じるキャラクターがセクハラをしていることに、ファンドン引き…というようなことでしたが…
わかりやすく言うと、ゲーム内で人を殺したら本人が殺人罪で記事にされた、というようなもんで…

まずは前回の日記にも書きましたが、ストグラとはゲーム内の仮想都市「ロスサントス」でプレイヤーがロールプレイ(役割演技)をしてその役になりきって生活していくゲーム、です。

なんつーか…
フィクション、という言葉の意味分かってます?とか日本語のプロの記者に言わなきゃなんない世の中なの?ということにもう、ガッカリを通り越して呆れる。 

そしてこの記事を書くにあたり当たり前と思われる「取材」や「下調べ」は行ったのかしら?というか、プロ…?プロ…?ありえない。

ストグラを配信しているどの配信者も、このゲーム配信を見るにあたっての「注意事項」をかなり分かりやすくかかげているし(ある方はずっとテロップで流している)、なによりストグラ運営からもきちんと注意喚起されている。

当の中村さんご本人のチャンネルの概要欄にもファクションであることを明記されており、記者は一体どこをみて「これは記事にできる!」と思ったのか。その内容まるまる信じたデスクとはどうなのか…

推しということもあり、中村悠一さんの擁護の様にもとれるであろう本日の日記、まあ現実世界ならばダメな人にはダメなセクハラ、ともとれるギリギリのラインだな、とは思いますが、ゲームの中のキャラクターとしてはおふざけというところと、中村悠一さんの長らくのファンな方からすると「通常運転」らしく、中村さんのお人柄をご存知な方々からすると更に意味の分からない記事、ということらしいです。というか、ほんまに意味がわからん。

この問題、たまたま推しの声優さんのもとで起こったことではありましたが、私はここにやはり「報道の質の悪化」を顕著に認めざるを得ない、と今回は思いました。

安倍政権以前の報道は、なんていう言葉は毎日とてもよく耳にしますが、正直覚えていないのがほんとのところ。当時若者であった自分は新聞に興味を持っていなかったし、事件はテレビのニュースでちろっと見る程度。なので、昔と今を比較できるくらい、内容の違いを発見できるくらい覚えていないのです。

だけれど今回の記事は、ストグラの街「ロスサントス」に集うメインの年齢層、20〜30歳の配信者にも「なんだこれ、あまりにもトンチンカンな記事が出てる」ことは瞬時に理解され、記事が公開になってすぐからXに一気に「おかしな記事」として各配信者が一文を添えて拡散したのでした。

当の中村さんはその夜もロスサントスの街にしっかり起きてきて(ログインすることを起きる、といいます)、キャラクターの頭上に表示できる自分の名前を『※鳩禁止』と書くなど、相手にもならない文春の記事を一掃したのでした。※鳩、とは伝書鳩の略で他の配信者の動画で知った情報等をコメント欄でリークすること。ストグラ内では、目の前で起きている日常を演じているので、鳩行為は禁止されている。

文春砲みたいなもの…と書いたものの、砲台どころかそのものが「無い」今回の記事、芸能人のスキャンダルをスッパ抜き続けている文春のイメージですが、果たしてその記事の真偽そのものが疑われる、記者や現場の資質としか言いようのない問題でした。

報道とは。
政治ウォッチしているとココ最近は必ずぶつかる問題ですね…。

という、ストグラからみえた、本日の日記でした。

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