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2023/3 わたしlog

Week 1

3月の初めにしてはずいぶんと暖かい。お出かけ用に新調した冬物のトップスを着ていると汗ばむほどだ。4月に恒例のお花見を予定していたが、このぶんでは今月中に桜も咲ききってしまうんじゃないだろうかと懸念していた。
週末はTwitterで仲良くさせていただいている方とアフタヌーンティーを楽しんだ。実に3年ぶりのアフタヌーンティーは憧れのマンダリンオリエンタル。お茶とスコーンが特においしいという噂は聞いていたが、本当にそのとおりで、アフタヌーンティーの主役2つのレベルが高い。
成人してからの友人にはTwitter経由で仲良くなった方も多い。私は文字情報でひとを好きになるので、Twitter経由で親しくなっていくのは至極自然なことだと思っている。

Week 2

生理痛で死にそうになっていた。20代から月経痛緩和のために低用量ピルを飲んでいて、最近思うことあって中断しているのだが、中断するのを中断したい。夫の「月に1回それだけ体調が悪くなると、自己肯定感も低くなるよね」というコメントがまったくそのとおり。生理というと、痛みという瞬間的な不調のみが語られがちであるが、自分の力ではままならない時期が否応がなく周期的に来るという事実に自己肯定感がバキバキにやられてしまう方が辛いかもしれない。1ヶ月通して同じ体調でいられない不甲斐なさ。

体調不良だと引きこもりがちになって桜を見損なってしまうので、出社したときに桜を買ってきた。大きな桜の枝を抱えて乗車したとき、家の近所で買えばよかったとようやく気づいた。

Week 3

フィギュアスケートの世界選手権を観戦した@さいたまスーパーアリーナ
さいたまスーパーアリーナでの観戦は2013年全日本選手権以来である。同会場で行われた2014年世界選手権のチケットを取らなかったことを一生後悔しているので、今回は絶対に行こうと半年も前の1次先行でチケットを確保した。その頃繁忙期である仕事のことはそのとき考えよう、と・・・
特に楽しみにしていたのはペアの三浦璃来・木原龍一組である。スポーツニュースでも取り上げられるようになったので、この2人の名前を聞いたことがある人もずいぶん増えたのではないか。木原選手は私と同年代で、彼が男子シングルの選手として端正な滑りを見せていた2010年前後から応援していた。そして前回このたまアリで行われた2013年全日本選手権で彼のペアスケーターとしての初めての演技を見た。冒頭数秒でなぜか転倒し、当時のパートナーの高橋成美選手をおっかなびっくり持ち上げ、投げ、なんとかペアエレメンツをこなしていた彼が、10年経って世界選手権の優勝筆頭候補として帰ってくるとは・・・もしかしたら、いやかなり高い確率で表彰台のてっぺんに立っている木原くんを見られるかもと思うと、その場面を想像するだけで泣けた。
SPは完璧な演技で80点越え(歴代の80点越えしたそうそうたるメンバーに並んでいると考えるだけで泣ける)、FSはミスがあったものの合計点は今シーズンの世界最高得点で優勝。
キスアンドクライで順位が読み上げられた瞬間も、表彰台のてっぺんに立った瞬間も、日の丸が真ん中にあることにも、ウィニングランの先頭に立っていることも、全部おいおい泣いた。
三浦・木原組の何がよいかというと、スケートができる喜び、お互いへの尊重が演技いっぱいに広がっていることだ。いつかの海外解説で「このペアを見ていると、クローゼットの奥にしまって忘れ去られているスケート靴をとりだして、リンクへ走り出したくなる」というコメントがあったが、全くその通りで、「スケートっていいな」と純粋に感じられる演技なのだ。木原くんが璃来ちゃんをとても大切に思っているのが演技でも演技じゃないところでも伝わってきて、幸福感に包まれる。あくまで競技上のパートナーだから演技以外の関係性は問わないのが私の基本スタンスであるが、彼らはオフアイスでも仲良しなんだろうな。

Week 4

今年はやっぱり桜の開花が早くて、3月最終週の東京は満開~盛りを過ぎる頃合いだった。

マンションを申し込んだ。前回のわたしlogでマンションを見学し始めたことを書いたが、あれよあれよと申し込みまで進んでしまった。
本当は今の賃貸を更新するまで1年くらいかけて探すつもりだったのに、「気に入った物件があるなら待つ理由もなくない?」とハタと気づいてしまい・・・とは言っても、わたしは優柔不断でこういうとき即決できないので、データを揃えるだけ揃えて購入の意思決定は夫に任せた。

大学入学からずっと賃貸生活だったので、いつまで経っても仮暮らし感が抜けず、家具も10年ものの安価なもの(木目の色があっていない)が並んでいたりする。これを機に、というか最初にして最大のチャンスの今、ぜんぶお気に入りに変えたい…!使い込まれたミッドリーセンチュリー家具を置いて、部屋のシンボルになるような植物をお迎えして…と、妄想はふくらむ。
絶対にやりたいのはワイドスパンのリビングの窓にウッドシャッターをつけること。

新しい家では、わずかなスペースながら私だけの城がある。ようやくようやくピアノを置ける。

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