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フェブラリーS 全頭診断 2024

現在38℃超。ワンオペフルタイムになってから気合だけで生きてきたから体調崩したことなかったのについに。2月を無事に乗り越えられた試しがないのだが。それでも競馬と向き合いましょう

アルファマム

差しが決まりやすい傾向にある前走根岸Sで穴人気。ペースがスローすぎてタガノビューティーととともに後ろは何もできないという結果。あれだけスローになれば展開が向かなかっと度外視可能。13番手あたりから8着まで上げてきていて末脚はしっかり使えている。今回はドンフランキーやイグナイターなどがいて根岸Sほどはスローにならないはず。前走凡走で人気が落ちるならば穴で一考。キング姉さんも心強いがどちらかというと先行馬に騎乗しているときの方が狙いやすい印象

イグナイター

前走スプリントはカラ馬もいて後ろが動けなかったとはいえ、リメイクなどの有力馬から逃げ切り勝ちきった。2走前南部杯でも勝ち馬レモンポップには離されたもののジオグリフやタガノビューティー、ノットゥルノなど中央古馬一線級を相手に凌いだのも評価できる。園田の星。ただマイルは若干長いようにも見えていること、それに去年のフェブラリーSより中距離勢が大挙して出てきていることを考えると層が厚くも見える

ウィルソンテソーロ

差し先行自在の脚質が魅力。ただ前走東京大賞典と2走前チャンピオンズCは両方イン有利馬場で、インでロスなく騎乗したことを見るとどちらもTBに恵まれている。それでもレモンポップやウシュバテソーロの2着は立派でこの中に入れば能力上位。手が合っていた原騎手から最近全くいいところがない松山に変わるのは決してプラスではない。中山記念のヒシイグアスもキング姉さんが乗るようだが堀先生に下味調味料のような扱いを受けているな松山

オメガギネス

ダートのルメールマンはそこまで信用していないので戸崎で良かったと思うのだが。いずれにしろ戻りたて戸崎ポイントの馬は無視できない。前走東海Sでは序盤からかかり通してよく1800持ったな。強かった。この東海Sや根岸Sで感じたのはダート古馬勢が一部を除きそんなに強くないということ。根岸Sは明け4歳勢が馬券内独占。東海Sも勝ち馬こそウィリアムバローズだったものの、2.4.5着は4歳馬。3着はダートに活路を見いだし始めたヴィクティファルス。となればここでも十分通用すると見るのが自然

ガイアフォース

ダートが若干空き巣状態に見えるため、ガイアフォースにダート適性があれば圧勝まで見える。能力が高いのは証明済み。母父ナターレでクロフネの血統からダートはこなせそうだが果たして。揉まれ弱いため外枠を引ければ単勝を握る価値はありそう

カラテ

期待したここ3走が案外。不良馬場や高速馬場巧者のためまた夏に狙いたい。新潟であいましょう

キングズソード

前走東京大賞典はイン前有利の前決着だったことを考えるとドゥラエレーデやノットゥルノ、ウィルソンテソーロより評価をしてもいいと感じるし、2走前のJBCクラシックの勝ち方は見事というほかなかった。モレイラマジック。松山と同じく最近めっきり調子を落としているミライには不安しかないが、人気も落ち着き外枠を引けば。馬は勝ち負けできる能力はある。ミライにかけることができるかどうかのメンタルゲーム

シャンパンカラー

NHKマイルカップがどろんこ馬場だったこと、他の出走馬たちが軒並み不振なことを考えるととりわけここで評価したい要素は浮かばないかな

スピーディキック

去年の同舞台では好走。舞台が合う可能性があれば期待もと言いたいところではあるが去年はレモンポップとハリオ以外はそこまで能力が高い馬が集まったとは言えず、ことしの方が中距離からの参戦が活発。近走成績からも再び大駆けのビジョンは描きにくい

セキフウ

ムラ馬で狙いにくい。距離が短い方がいいのか長い方がいいのかもわかりにくい。G1ではさすがに厳しそうか

タガノビューティー

前走根岸Sの敗因はスローペースで出遅れ最後方からと明確で度外視可能。前が流れれば直線の長い東京は得意舞台。実績は上で、前走で人気が落ちるなら狙い目なのは間違いない。ビートブラックの分までバシシューが頑張るだろう

ドゥラエレーデ

ムルザバエフカムバックアゲン。前走東京大賞典も2走前チャンピオンズカップもイン有利の粘り込み競馬でTBに恵まれているのは確か。ただこういう馬は崩れにくい。上がり勝負がさらに激しい芝の東スポ杯でも粘りこんでいるし、ホープフルSでもトップナイフとの壮絶な叩き合いを制しているようにしぶといのだエレーデは。舞台も舞台で勝ちまでは見通しにくいが馬券内の安定感となるとこの馬が光り輝いて見えるな

ドンフランキー

1200が適性の馬の粘り込みといえば去年同レースのレッドルゼルを思い出す。競馬は基本的に中距離が最も能力が高いのが通説だが、このレースには一線級は不在。ただし海外挑戦してもスプリント路線の馬は惨敗しているように決して現在の日本の短距離馬のレベルが高いわけではなさそう。思い切ってハナに立つのか距離を持たせるために控えてみるのかどう出るんだ

ペプチドナイル

逃げなくても良い競馬ができるようになり脚質が広がったのは収穫で、2走前のベテルギウスSで59キロを背負いハピに完勝した内容は強かった。前走も決して悪い競馬ではなかったがワンパンチ不足。脚抜きの良い馬場になった分、他馬とのスピードの違いが出た形か。ドゥラエレーデのように粘り込めればチャンスはありそうだが

ミックファイア

南関の雄。しかし中央馬一線級と走ると案外な内容で前走東京大賞典は惨敗。休み明けで疲れが残りローテが決まらなかったなどの言い訳もできるが、前走よりは楽になる相手関係でどこまでやれるか

レッドルゼル

適性は1200だが去年の同舞台では川田が末脚を生かす戦法をとり粘り混んだ見事な2着。出遅れたとは言えメイショウハリオに抜かせなかったのは見事。レモンポップやメイショウハリオ級が不在となると自ずとこの馬も勝ち負けラインに浮上してくる。前走武蔵野Sはドバイ帰りの鉄砲。一度叩いた上積みは見込める。ただ北村がどのように乗るのかは不安

まとめ

根岸Sよりは流れると思うがそんなにハイペースになるとも思えない。イグナイターにもドンフランキーにも距離不安があるし、ドゥラエレーデ、ペプチドナイル、ウィルソンテソーロ(先行した場合)らもハイペースにはしたくないだろう。唯一、高速馬場適性が高く秋天のペースを前受けして上位に粘ったガイアフォースの出方は気になるが

◎(1着)候補
オメガギネス、ガイアフォース、キングズソード

△(2-3着)候補
ドゥラエレーデ、レッドルゼル、タガノビューティー、ウィルソンテソーロ、イグナイター



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