宇宙最新の生のバトンを持っている

生命の歴史の大半は

死の連続。

一つの死が

次の命たちを紡ぐエネルギーに変わる。

ネアンデルタール人や縄文人は

財産を残さなかった。

しかし、子孫は残した。

地球に隕石落下し、

全ての生命が途絶えたが

菌類が残ってくれたおかげで

根に栄養を溜めて日光がなくても、

自ら胞子を出して繁殖できるシダ系植物が果てなく繁り、

昆虫や植物、鳥類、哺乳類と生命のバトンが繋がり広がった。


地球が周り続けて太陽のエネルギーを受けていることも

相似的に宇宙でも起きていることだろう。

米一粒作るのに、宇宙とこの生命の連綿とした歴史は欠かせない。

死ぬときは、

次の命へその生の舞台を

譲るとき。

今、生きているのなら

この宇宙最新の生のバトンを持っている。

どのスマホのバージョンよりはるかに優れている。

私たちのこの一歩一歩は奇跡そのもの。

これまでのどんなことも

この奇跡の続きもの。

それにどんな否定の言葉も届かない。

私たちもあの人たちも

どう足掻いても

髪の毛一本から

ミラクルスーパーな存在。


日陰で繁るシダ系植物を見かけたら、

忌み嫌わず

ぜひ、あなたがいてくれたおかげで

今日も生きることができるよと

微笑んでみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?