「マンゴーが値上がりしましたよ。」

「マンゴーの季節も終わりだね」

「今年、早くない？」

今朝キッチンチームと話してた出た話題。


コロナのあとのはじめてのハイシーズンがもうすぐ終わる。ゆたかに実る（もとい実入りのある）季節の終焉が…。

例年4月から6月はローシーズン。
細っていく銀行口座の記憶が蘇る。
（しかも3月はいろいろ支出が多いんだよな）
それに怯えて、眉間に皺を寄せて、警戒モード、重苦しいムードになって、チームにも心配されていたけれど。


10日ぶりくらいにゆっくり庭を見ていたら、
庭の守り神の1つ、1番大きな樹冠をくれているチャンギリの木の葉がずいぶん落ちて、鳥さんの巣が丸見えになっている。
普段はモサモサの葉に隠れた安全な家なのに。

ああ、そうだった。
すべからく、そういう巡りがあるんだったわ。

そういえば、年末に黄色くなってた隣のゴムの木には緑の葉が戻っているし、先月が落葉ピークだった、守護樹木三人衆の一角、傘の木も気がついたら青々としている。

三人衆の最後の1人、チュレイの木はまだまだ緑が健在。

チュンプーの花の季節が終わり、今朝はプリンの木に満開の花。

階段脇のツル系ジャスミンも元気にピンクの花をつける。これもほぼ通年かもしれない。


怖がることはない。
そういう巡りのなかで、それぞれの時期に役割があり、それに合った在り方がある。

それがわかれば、やるべきことも見える。

巡りのことを思い出させてくれてありがとう。

またこの庭に、この場所に教えられる。

木は賢者。
教わることばかりです。

2023.3.12