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年末の探訪記~神秘のイリオモテヤマネコのいる西表島へ~

こんばんは、鮫サメ子です。2023年も、私にとって素晴らしいサメ年でした。来年もまたサメ年、皆様にとっても素敵な一年になりますように。

さて、今回の話は、年末年始の沖縄旅行について。私たち夫婦は、何故か離島に魅せられた冒険者たち。そして、選んだのは西表島。そう、あの幻の猫、イリオモテヤマネコで知られる西表島です。

神秘の島~西表島~

西表島は、沖縄県八重山郡竹富町にある、八重山列島の最大の島。約289.62平方キロメートルの大きさを誇り、山がちで森林が海岸近くまで迫るその姿は、まるで未知の世界。

そして、この島のシンボルとも言えるのが、イリオモテヤマネコ👇

1965年にその実在が確認されるまで、60年近くも人間の目に触れずに生きていたという、まさにネッシーやツチノコのようなUMAだったのです。島民からはヤマピカリャーと呼ばれていました。

私が昔から疑問に思っていたのは、なぜこれほど長い間、人間の目に触れることなく彼らが生き延びていたのか。今回の旅で、その答えを探ることになりました。

しかし、その前に、西表島に到着した時のことを。

石垣空港に降り立った瞬間、驚くほどの暑さが私たちを襲いました。冬服で武装した私たち夫婦は、まさにノックダウン寸前の状態でした(笑)👇

実は、石垣空港には10年ほど前に一度、来てるんですが、全然覚えてなかったです。石垣空港からバスに乗って離島に向かうフェリーがある石垣港へ

石垣港フェリー乗り場👇

石垣港には石垣の英雄、元プロボクサーの具志堅用高さんの銅像があるので、ぜひお尋ねください👇

西表島上原港に到着👇小雨が降ってました。

この日は結構遅かったので、レンタカーを借りてホテル近くの星砂の浜へ👇

そしてイリオモテヤマネコさんの銅像にご挨拶👇

さて、先ほど触れたイリオモテヤマネコが、なぜ60年もの間、人間の手に落ちなかったのか。その答えは、西表島の神秘的な地形に隠されていると思います。

西表島は他の離島とは異なり、道路が島中に張り巡らされているわけではありません。島の大部分を占めるジャングルと海岸の間を辿る道路があるだけ。特に南西部には、道すら通っていないのです。つまり、この島には一周できる周回道路が存在しないのです

そして、人が住む集落はごく限られた場所にしかなく、元々個体数が少なく、森の中に住み、夜行性で警戒心が強いイリオモテヤマネコはほとんど人間の目に触れることは無かったのだろうと思います。そして、実は西表島は歴史が浅い島。人々が定住し、消え、再び定住するという繰り返しを経てきました。そのため時の流れと共に形作られた古い伝統や文化が、他の地方に見られるほど深く根付いていないかもしれません。そう、島に古くから伝わるヤマネコの存在は、まるで伝説の生き物、口伝で語られるUMAのようなものになっていたのかもしれません。

人が定住しなかったのは、西表島にかつて流行したマラリアだったと言われています。今は根絶されたものの、疫病の発祥地として、人々が移り住むには決して適していない場所だったのです。

さて、つらつらと私の歴史考察を書きましたが、今日はこのくらいで。また来年お会いしましょう。

それでは皆様、よいサメの年を。


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