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就労支援で、仕事へ行く体力をつける

気づけば今年が始まってから5ヶ月も経ちますが、今年初めてのnoteの更新。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

そろそろ就職を

会社への通勤をしなくなってから早4年近く。
調子が上がらない日もある中、だらだらとマイペースに生活しているのにもかかわらず、過ぎてしまえば時はあっという間。

そんな状況にもかかわらず、金銭的にも就職を考えないと、と、尻に日がついている今日この頃。
学生の頃に担任の先生から教えられた「歳月人を待たず」という言葉をみに沁みて感じています。

しかし、焦れば焦るほどに何から手をつけて良いのか分からずに途方に暮れ。
ただただ時間だけが過ぎていくのも、苦しいものです。

こうしてはいられません。何かを始めて、何かをしないと、何も生まれません。

仕事をする上で大切なことは体力

私は治療のためにとはいえ、4年近く仕事をしていない。長時間拘束されることをしていない。通勤をしていない。好きな体勢で好きなことだけをしていた。楽なことばかりしていた。という状態です。

そんな生活をしていたので、規則正しく、早起きを1週間に5回するだけで体がヘロヘロになってしまうことが目に見えています。
さらには、朝起きられず、遅刻や欠席。最終的にはメンタルにも悪影響が生じ、再度仕事を休まざる得ない。
絶望的で、とてもリアルな未来が想像できました。

そこで、メンタルクリニックの主治医と相談しながら考えたのは、仕事をするために必要な体力を身につけるです。

さて、その体力はどう言うふうに身につければ良いのか・・・。

就労移行支援を活用する

日本には“就労移行支援”という事業があることを最近になって知りました。

就労移行支援とは、障害を持っている人に対して、就労に必要な知識や能力向上のために必要な訓練を受けることができる、という事業です。
※施設によって、障害を持っていない人でも受けることが可能です

すごくざっくりとしたイメージとしては、朝、就労移行支援を行なっている施設に通い、仕事をするために必要な訓練を受けて、夕方に帰る。
そんな感じです。

訓練の内容は施設によって様々で、座学で講座を受けたり、人との接し方を学んだり、仕事をするために必要な知識を学んだり、実際の企業で簡単な作業労働をしたりと、いった様子です。

通所費用は無料〜1万円程度で、通所をする人のほとんどが無料で活用しているという話も。
また、交通費も最大で半額まで援助してもらえる助成などがあり、安心してあらためて社会生活に馴染むための準備ができそうです。

就労移行支援を体験してみた

そこで私も、就労移行支援の体験に行ってきました。

私が体験したのは座学でビジネスマナーを学んだり、自分自身の表現の仕方を学んだりができる、大手の施設でした。

場所は駅前の好立地。
一般大手企業のオフィスなども入るビジネス街の真ん中に、通常の会社と同じようです。
中へ入ると、爽やかで明るく、清潔で広々としたオフィス。

支援をしていただく支援員も、“大人の発達障害”だったり、“うつ”だったり、持病に対しての知識を心得ていて、とても優しく丁寧に接してくれます。

ざっくばらんにお話をしたりする場面もあれば、真剣に講師の話を聞く場面もあり、それぞれが黙々と自分の未来へ向かって取り組んでいました。

通所している人の年齢も様々で、37歳の私よりも全然若い人もいれば、上の世代の方もいらっしゃいます。

通所日は、体調や予定に合わせて週に行ける回数を考え、午前から、午後から、など時間も選べます。

2回の体験で感じたのは、いたれりつくせりのサービスで、私の目標も叶えられる就労支援が受けられそうだと思いました。

何ヶ所か体験してみることがオススメ

以前、ハローワークの人とお話をした時、就労支援は施設によってもサービスが異なるため、自分の目的や目標に合致する施設を探した方が良いと聞きました。

そのためには、1ヶ所ではなく2〜3ヶ所は体験するべきだと強くお勧めされました。

それは、せっかく通所するのだから、より環境の良い場所で、しっかり考えた上で、時間を有意義に活用した方が良いから。という理由です。

(正直に言うと面倒ではありますが)もっと良い施設を探すため、私も2ヶ所目の就労支援の体験をこれから申し込むことを考えています。

あわてずに丁寧に

私の場合は、今年中にリミットがあります。
しかし、使える手段はふんだんに使い、急ぎながらも、慌て過ぎず、丁寧に、今後の方向性を決めていければと思います。

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