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(2019.5.28)さめたく塾⑦「観光経営と女性活躍」週休3日!?老舗旅館の経営再建から観光経営の未来を考える

今回のテーマ:「観光経営と女性活躍」週休3日!?老舗旅館の経営再建から観光経営の未来を考える

参加申し込みはこちら(要事前申込み)

日本経済は、空前の人手不足問題に直面しています。365日・24時間稼働、季節変動、非正規雇用による機動的な雇用を特徴とする観光産業にとっても、例外ではありません。特に宿泊産業は、人手不足を外国人労働者の活用に求めようとしています。しかし本当にそれだけで解決するでしょうか。

今回はゲストに鶴巻温泉の元湯 陣屋 代表取締役・女将の宮崎知子さんをお招きします。陣屋は、数々の将棋・囲碁の名勝負が行われる100年以上の歴史ある有名老舗旅館ですが、負債10億円を抱える倒産の危機からICTの活用・正規雇用化・休館日制など従来の観光経営の常識では考えられない方法で見事に経営再建を果たし、利益率も業界トップクラスになりました。さらにこの取組みを同業他社の旅館にも浸透させる新たなビジネスも展開させ、減少する旅館ビジネスを支える地方創生のモデルとして注目を集めています。また、宮崎さんは2児の母でもあり、生産性向上と女性活躍を両立する経営のモデルと言えます。今回は、奮闘するリアルな経営再建のお話を伺いながら、生産性向上、休み方改革、女性活躍などの視点から観光経営の未来について様々な角度から議論していきます。観光産業に留まらず、多くのサービス産業のあり方に有益なヒントを与えることでしょう。

主宰者:鮫島 卓(さめたく)
旅人、駒沢女子大学 准教授(観光経営学)

1973年鹿児島県生まれ。立教大学大学院観光学研究科博士前期課程修了。世界65ヶ国を旅したバックパッカー。H.I.S.入社後、エコツアー・スタディツアー・ユニバーサルツーリズムなどテーマ旅行事業プロデューサーとして数々のヒット商品を開発。「旅行」と「教育」を結合させたスタディツアーの取組みで観光庁長官賞受賞。モンゴル建国800周年記念事業実行委員会事務局長としてチンギス・ハーン騎馬隊1000騎を大草原で再現する日蒙合作の国際観光イベント「ユーラシアの祝祭」を堺屋太一氏らと企画実施。経営破綻したハウステンボス再生事業担当として初の黒字化に貢献するなどH.I.S.の数々の新規事業に関わり、成長を支える。ミャンマー・ブータンなど途上国でのJICA観光開発プロジェクトや日本各地での観光プロデュースを経て、2017年より現職。稲城市観光協会会長、帝京大学経済学部非常勤講師も務める。

ゲスト:宮﨑知子(みやざき ともこ)
元湯 陣屋 代表取締役 女将
大学卒業後メーカー系リース会社にて営業職に7年間従事し、結婚を機に退職。サービス業未経験のまま2人目の出産2ヶ月後の2009年10月に、倒産の危機にあった鶴巻温泉元湯陣屋の女将に就任。夫・宮﨑富夫氏とともに業務改善のため、クラウド型ホテルシステム「陣屋コネクト」を独自開発し、ICTを活用したデータ分析とおもてなし向上を実現。
2012年CRMベストプラクティス賞受賞(CRM協議会)
2015年 攻めのIT経営中小企業百選 選定(経済産業省)*宿泊業では唯一
2018年 はばたく中小企業・小規模事業者300社 選定(中小企業庁)
2018年 日本サービス大賞 総務大臣賞受賞(日本生産性本部)

主宰者より
さめたく塾とは、専門家や研究者を招き、観光’Tourism’における様々な「問い」をテーマとして取り上げ、ゲストによる話題提供から観光研究について参加者と共に学ぶ知的探求講座です。参加者全員に発言の機会があり、ゼミ方式で進められます。
①大人のための学びの場です。
②入会不要。出入り自由です。
③新たな交流の場です。講座後に懇親会もあり(別途料金)。
④原則30名限定です。

この塾は、旅するように出入り自由な誰でも参加できる講座ですので、関心のあるテーマの時だけの参加で問題ありません。’Never too late' 人生100年時代において、「初めて」に年齢制限はありません。何歳になっても好奇心をもって学ぶあなたを応援できる機会にしたいと思います。

イベント概要:
日時 / 2019年5月28日(火)19:30~21:00 ※受付は19:15から
料金 / 2,500円
申込 / 要事前申込・支払(オンライン申込・こちらより申し込みください)
定員 / 先着30名限定
会場 / H.I.S.旅と本と珈琲とOmotesando(東京都渋谷区神宮前4-3-3)
主催:共催:H.I.S.、鮫島卓観光デザイン研究室
※当イベントの趣旨はこちらをご覧ください

お問い合わせ:H.I.S.スタディツアーデスク 03-6836-2551大符(たいふ)


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