私がシャニマスにハマった経緯

 こんにちは。さみどりです。
 前回の記事ではデレマスのプロデューサーになった経緯をお話ししましたが、今回はシャニマスにハマった経緯を書こうと思います。

▶︎リリース前夜

 アイドルマスターシャイニーカラーズ(通称シャニマス)は、アイドルマスターシリーズの最新作として2018年4月にサービスが開始されました。徐々に公開される情報から、初代のようなプロデュースゲームに原点回帰したのではないかと話題になり、様々な予想が飛び交っていました。
 私はリリースを待つ間、キャラクターの印象をブログにまとめていました。ミリしらはゲームを始める前にしかできないのですから、積極的にすると良いと思います。noteのネタにもなります。特に彼女たちには、デレマスに顕著な「このキャラはこれ!」といった個性が少なく、どのようなアイドルになっていくのか分からなくて楽しみでした。
 実際の記事はこちらです。

※ここから先はゲームの内容にかなり触れます。

・まだシャニマスを知らない人
 先に公式サイトの「IDOL」ページから、5ユニット19人のアイドルを見てきてください。できれば彼女達から受ける印象を覚えておいてください。
・ゲームはしてないけどシャニマスに興味がある人
 ここをクリックすると面倒な登録をせずともゲームを開始できるので、とりあえず好きな子でプレイしてください。私の招待コードが埋め込まれています。
・シャニマスをプレイしている人
 コミュのネタバレがあることを許容できれば先を読んでください。
 TRUEコミュバレはありません。

▶優勝までの道のり

 ということで、初めてのプロデュースは三峰結華さん。右も左も分からずいろいろやった結果、W.I.N.G.へのチャレンジは、一次審査は通ったものの、二次審査で脱落してしまいました。

↑初めてプロデュースしたアイドルはもったいなくてマニー変換できない

 三峰と「また頑張っていこう」というやり取りをして、プロデュースは終了。しかし、明るく振る舞う彼女はなにか気持ちを隠しているようにも見えました。

↑三峰結華W.I.N.G.編共通コミュ「シーズン2(失敗)」より。「予定」「はず」という表現には未来を信じる気持ちが込められているが、三峰が言うとどんな結果であっても悲しまないように予防線をバッチリ張ったようにも感じる。考えすぎだろうか。

 その後も優勝目指してプロデュースをしていくわけですが、リリース日はシンデレラガールズ総選挙中間発表あたり。忙しくあまり触れ……

 4月30日に初優勝してました。一週間しか経ってないんですが。

↑初優勝めぐる。当時の大正義2極である。

 それからはリアルのことが忙しくなり、シャニマスはスローペースになりました。8月にようやく全員プロデュースし終わったようです。

 この頃には、シャニマスのコミュはなんだかすごいと言いはじめていました。
 特に感じたのは、キャラクターが抱える弱点が新しく、現代的ということです。たくさんのコンテンツによってキャラクターが飽和状態のこの時代。シャニマスはその中で、どこにでもいる普通の女の子、かつ目新しい、けれど今どきの若者が共感しやすい……上手く表現できないのですが、そんな要素によって生まれていると感じました。
 一番最初にそう思ったのは風野灯織さん。彼女はクールでストイックな性格をしており、理想が高いタイプです。よくこういうキャラクターだと、プライドも高く、他人も自分と同じくらいできるはずだと思っている場合が多いのですが、彼女は違います。彼女は、自分のことが嫌いです。自信もありません。ストイックに生きているのは、彼女が他人に愛想を尽かされたくないと思い、努力するのが常になっているからです。
 灯織さんの所属するユニット、イルミネーションスターズの結成秘話にあたるイベントコミュ「Light up the illumination」では、レッスン中コツを掴めず何度も失敗する真乃さんに対してアドバイスをするも、ダメなところばかりを伝えてしまい(灯織さんは自分がレッスンをする際、ダメなところを重点的に繰り返すという方法をとっているため、ダメなところは目につくけど人に教えるのが下手なのかも)、その後も上手くできない真乃さんを見て、「ひとりで練習した方がいいと思う」と伝えてしまいます。しかし、ここには足手まといになるからなど、相手を見下している感情があるのではなく、自分が一緒にいても……という自然な自己卑下があることに注目しなければなりません。しかも、こう言った手前自分はできないとメンバーから嫌われてしまうと思い、次のレッスンでもこの出来事を引きずってしまいます。

↑ イベントコミュ「Light up the illumination」第2話「翳る前に、曇る前に」より。シャニマスはテーマの一つに「空」がある。

 誰かに自分の嫌な部分をさらけ出すのが怖いこと。自分の言葉を後悔して、ずっと引きずってしまうこと。経験したことがある人もいるのではないでしょうか。ともすれば勘違いされてしまうような性格を、共感性高く丁寧に描いているところが上手いなあと思いました。

▶︎幻想への誘い

 私がシャニマスを全面的に信頼した(オタク用語)きっかけは、10月に開催されたシナリオイベント、「真夜中発、ハロウィンワールドの旅人」です。このイベントコミュは、プロデューサーが迷い込んだのは、担当アイドルと同じ容姿をした人外の住む異世界だった……という変わった話で、私はこういう話が大好きなのでぶん殴られました。公式のイベントなのに夢オチでいいのか!?よくこのシナリオ通ったな!?立ち絵も目の色が変わったり耳が独立して動いたり本気出し過ぎでは!?完全に私得です本当にありがとうございます。
 ホラー要素はありません。ギャグ調で彼女達がアイドルではないからこそできる話の面白さもあり、見所満載です。プロデューサーがアイドル達(この世界では人外の彼女達)にとっての「鍵」となることがキーアイテムからも明確ですが、しかもそれだけで物語が完結するのではなく、アイドルがそれぞれ奮闘したり分かりあったりすることで初めて困難を成し遂げることができる、という構成になっているのが上手いと思います。

↑イベントコミュ「真夜中発、ハロウィンワールドの旅人」第4話「いらっしゃいませ、いただきます」より。自我を失ったとき目の色が変わるのが性癖、という人にはたまらない仕様。

 ここから再びシャニマスに触ることが増えてきたのですが、TRUEに挑戦するも戦力が足りない状態で、なかなか上手いこと進まない日が続きました。

▶︎あなたを隣で支えたい

 そんな中、私はあるコミュと出逢うことになります。プロデュースSSR【紺碧のボーダーライン】白瀬咲耶のアイドルイベントコミュ「ひとりぼっちの21時」です。
 咲耶さんは、スポーツ万能・学業優秀・容姿端麗、おまけに人とのつながりを求めてすぐ口説いてしまう女子高生です。彼女は他人を喜ばせようという意識が強く、そのせいで自分のことが見えなくなってしまう場面が結構出てきます。そんな彼女の過去が初めて語られるのが、このコミュです。
 プロデューサーが打ち合わせのために事務所に戻ると、出迎えにきた咲耶さんと鉢合わせます。しかし、彼女はどこか様子がおかしい。何かあったのかと尋ねると、幼い頃、帰りの遅い父をひとりぼっちで待つ日々のことを思い出してしまったと語ります。プロデューサーは初めて、咲耶さんが胸に秘めた「孤独」という感情に思いがけず触れてしまうのです。

↑ プロデュースSSR【紺碧のボーダーライン】白瀬咲耶のアイドルイベントコミュ「ひとりぼっちの21時」より。アンティーカの感謝祭を終えてから読む人は、選択肢で「話してくれてありがとう」を押すのがオススメ。

 咲耶さんの立ち振る舞いを疑問に思っていてもいなくても、この経験が彼女に影響をもたらしたことは推測できるでしょう。シャニマスのアイドル達は、自分というパーソナリティーは経験や環境から生まれるものだということを特に感じさせてくれます。エピソードまで出てくると説得力が強くてノックアウトされます。絶対心理学につよい人がキャラクターデザインチームに入ってるとまでみています。
 この昔話を知っていて、かつ彼女を支えるだけの力があるのはこの物語のプロデューサーだけです。そして、プロデューサーを名乗ることのできる私は、彼女を隣で支えることができる人になりたいと思いました。だから、私は白瀬咲耶さんのプロデューサーを名乗ることにしました。
 白瀬……………

▶︎物語はこれからも続いていく

 年末年始はとても忙しかったので、クリスマス限定とか正月限定とか正月イベとかは満足に触れませんでした。
 2月月末の限定白瀬咲耶は引けませんでしたが、代わりにTRUE掘りを身につけました。
 シャニ1stは2日目の昼公演だけLV当日券を取り観に行きました。八巻アンナさんに魅了されたりわかさましか言えなくなったり鈴本あきほさんの最後の挨拶がすっっっごいエモかったりしました。
 Pカップは2回とも銀称号でした。はい次の話題。
 ストレイライトはあさひさんが気になっています。
 ……
 締め方が分からなくなったので、今回はここまでとします。

▶最後に

 次のシナリオイベント、白瀬咲耶さんが報酬なのでみんな取りましょう。
 イベントシナリオとカードはプロデュースを何回かすれば全部取れます。よろしくお願いいたします。
 それでは、また次の記事で。

○今回取り上げたコミュ
「アイドルマスターシャイニーカラーズ」
・三峰結華W.I.N.G.編「シーズン2(失敗)」(2018/4/24実装)
・イベントコミュ「Light up the illumination」(2018/4/26実装)
・【紺碧のボーダーライン】白瀬咲耶 アイドルイベントコミュ「ひとりぼっちの21時」(2018/7/31実装)
・イベントコミュ「真夜中発、ハロウィンワールドの旅人」(2018/9/30実装)

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