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34.「日本の離職率を下げる」|はやとさん

本日は、アロージャパンの人事のはやとさんとお話させていただいた。

はやとさんは、人材業界で人事をすることへの想いについてとても熱く語ってくださった。

すごくイキイキと話してくださったのが印象的で、すごく刺激をいただくことができたし、実体験に基づいて話すことの説得力の強さ、そしてnoteでは伝えることができないが、話し方についても参考になることがとても多かった。

今回書ききれなかった学びもたくさんあるので、ぜひはやとさんとお話してみることをオススメする。

↓はやとさんTwitter

https://twitter.com/arrow_hayato

↓アロージャパンHP


■日本の離職率を下げる

はやとさんの夢は「日本の離職率をさげる」こと。
これは、はやとさんのTwitterのプロフィールや固定ツイートにもある。


はやとさんがこの夢を持ち始めたのは、自身の就職活動中だったそうだ。

当初は大手ばかりに目を向け、就活をしていたと言うはやとさん。その時は就活がとてもつまらないものに感じたそうだ。

「みんな同じようにリクルートスーツを着て、同じようなカバンを持って。面接官にいいように見られるために話したり、目をつけてもらえるようにアピール合戦をして。それがすごくつまらなく感じていたんだよね」

そんな中、今所属しているアロージャパンと出会った。
きっかけは友人が偶然インターンに誘ってくれたからだという。

「ハワイに行けるインターン」を売りにしているアロージャパンのインターン。はやとさんも友人に「ハワイ行きたくない?」と言われ、参加してみたそうだ。

オフィスに入った瞬間、就活に対する意識ががらりと変わったという。

「空気が『オレンジ色に見えた』んだよね。
今まで知ってた就活の現場とは違って、笑い声も聞こえるし、声のトーンも高い。『こういう就活もあるんだ』って思い知ったよ」

インターンでの経験で、それまでの「つまらない就活」から一転、「就活が楽しいもの」に変わっていったそうだ。

そうして就活を楽しみながらアロージャパンのインターンに参加していたある日、内定者の先輩から就活支援団体へのお誘いがあった。

それを引き受けたはやとさんは、その団体に集まってくる就活生が「つまらない・つらい就活」をしているのを見て、自分も同じように思っていた時期があったことを思い出した。
そして同時に、「就活に苦しんでいる人を助けたい」と思うようにもなったと言う。

離職は、会社と学生との間で起こるマッチングミスが原因だと思ってる。
それは、自分がアロージャパンとは別のある人材会社でインターンをしていた時に、外から見えているキラキラ感と中で働いている人のギャップを見て、強く感じた。
このギャップっていうのは企業側にも言えることやけど、学生側にも言えること。ESを5割増しで書いて、面接も5割増しで話して、最終面接で10割くらい増して話すやろ?それがミスマッチを引き起こしていると思っている」

具体的に離職率を下げるために、はやとさんは大きく2つの方法があると思っているそうだ。
1つは社内教育を変えること、もう1つは就職活動を変えること。

社内教育を変えて離職率を下げようと思っても、もともとマッチした人が入っていなければどうしようもない部分が大きい。
そう感じたはやとさんは、就職活動を変えることに注力したいと感じるようになったそうだ。


「一般的な採用って、企業が『選ぶ側』で学生が『選ばれる側』じゃない?
学生がES書いたり面接で話したのを企業が聞いて、『この子欲しい、この子はいい』ってなっている。だから、学生が偽るようになっていると思うんだよね。
そうならないためには『学生目線で採用してくれる企業』と、『素のままをだしてくれる学生』のどっちもが必要になると思うんだよね」 

だからはやとさんは一番学生目線で採用を行っていると感じたアロージャパンに入社を決めたという。
そして、その学生目線で採用を行っている企業で採用担当になりたいと思っていたそう。現在その役職に就けているという。



■従業員満足度にフォーカスする

はやとさんがアロージャパンに入社を決めたのにはもう一つ理由があるという。

それが「従業員満足度を重視している点」だそうだ。

はやとさんに「学生時代、就活までに注力してたこととかあったんですか?」と尋ねると「バイトだった」と答えてくださった。

当時のバイト先だった居酒屋さんも従業員満足度をとても重視しており、バイト研修も充実していたという。
はやとさんはそのバイト先がだいすきで、バイトリーダーも経験したらしい。

その経験から、できれば就職先もそのバイトに似たような環境だったらうれしいと思っていたそうだ。

アロージャパンも、従業員が楽しく働けるということにすごく重きを置いている会社だそうで、それを聞いたときに興味を強く持ったと言う。

はやとさんがアロージャパンと出会ったのは、友人が誘ってくれたという偶然でもあった。
その一方で、はやとさん自身がそういった企業を探し求めていたという必然的な要素も大きかったと分析していた。


「従業員満足度と顧客満足度、どちらも大切だが、しいて言うなら従業員満足度の方が重要だと思っている」

そう、はやとさんは語ってくださった。

企業はお客様に価値を提供しなければならないが、その価値を提供するのは従業員だ。
だから、従業員が文句を言うようになると、うまくお客様に価値を提供することができないし、逆に従業員の満足度をあげれば従業員からよりお客様に価値を提供するには、と考えるようになる。

それは私自身も経験したことのある話だ。

私は以前コンビニでバイトをしていたことがあるが、どうしても嫌いな従業員がいた。その人はあからさまにイライラをこちらにぶつけてくるので、それがすごく嫌だった。
そうしてぶつけられたイライラを、私は何度かお客様にぶつけてしまっていたという経験がある。
逆に、すごく仲のいい人とシフトが組まれていた時は、始終ニコニコしていたように記憶している。


顧客満足度をないがしろにしてもいいということではない。
顧客満足度をあげるというのは企業の大切な目標の一つだ。

ただ、その目標を達成する過程として、従業員満足度は重要な指標のひとつになるはずだ。
大きな目標を達成するために順序をたてて考えることが大切だという。



■140字を超えた関わりを

Twitterで知り合った学生とZoomで話す機会が多いというはやとさん。

しかし、最初はSNSに抵抗があったそうだ。

それでも会社から勧められ、自分の考えが文字で表現できるTwitterを選んだそうだ。


今はTwitter上だけの関係だけではもったいないと感じているそうだ。

今まではオンラインとオフラインを完全に分離する考え方が主流だった。

しかし、オンラインにもオフラインにもそれぞれ利点があり、オンラインとオフラインのどちらのメリットもとることができる。
今回のコロナでそれが世間により広まったと感じているそうだ。

今はオフラインで会うことはできないが、Zoomをつないでツイートを超えた考え方や人柄を知ることができる。

はやとさんはそこにメリットを感じているので、学生とも積極的に話したり、夢を語り合っているそうだ。

すごく話し上手で、とても勉強になったこともたくさんあった。
ぜひフォローしてはやとさんと話してみてほしい。

↓はやとさんTwitter

https://twitter.com/arrow_hayato

↓アロージャパンHP



はやとさんへ

本日はお時間いただき、ありがとうございました。

とても熱く、はやとさんがしたいことについて語ってくださり、自分もはやとさんのようにもっと実体験に基づいて夢を叶えていく方法について語れれば、と思いました。
そのためには、はやとさんが最後に話してくださった「意識高い系から行動すごい系になる」ことがとても重要になるのでは、と考えています。
行動することの大切さは、日々身をもって感じているので、少しずつ大きな一歩を踏み出せるよう、力をつけていきたいです。

また、私もTwitterだけのかかわりではもったいないと思っているので、ぜひまたお話ししましょう!!!
本日は本当にありがとうございました!

いつも読んでくださってありがとうございます。