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出自を知ること

2023年3月11日(土)
上智大学生命倫理研究所が主催する
シンポジウムに参加しました

上智大学生命倫理研究所ホームページより

出自を知る権利は
生物学的な親に育てられていない場合
遺伝的な側面に興味をもつことも含める

今回のシンポジウムでは
精子ドナーの現状を調査されたご発表に続き
里親や養子縁組で親子になる上での課題
ドナーと子ども、半同胞(ドナーの子ども同士)を
繋ぎ、対話の場を作る取り組みとして
一般社団法人ドナーリンクジャパン:DLJ(*設立準備中)の紹介があった

そうした中で
AID(非配偶者間人工授精)初診の新規予約受付中止
婚姻関係や異性カップルに限らず
多様な背景をもつ女性が
それでも子どもを産みたいというニーズの高まりに
netで精子がやり取りされるSNSドナーの普及

そこで
生まれてくる子どもたちにも目を向け
精子ドナーを非匿名化とする社会の流れがある

病院では患者確認と言って
名前や生年月日を言ってもらって
本人かどうかを確認する手順が取られる

産科で働いていても同様だ

しかし面会のときなど
家族かどうかの証明確認まではしない

それが出産と言った特別な場面でさえも

もっと言えば不妊治療外来で
採取した新鮮な精子を持参するが
誰の精子かはまでは実は断定できない

卵子や精子の取り違いだって
出生児の取り違い同様に
全く起こらないとは断言できない

パートナー以外の子どもを身ごもったとして
本人さえも気づかないなんてことは
残念ながら起こる

出自を知ることは
戸籍で明らかにできる場合であっても
果たして本当なのか?についても
応えられるものでなければならない

とすると
厳密に管理しようとすることに
意味があるのだろうか

だからと言って
野放しにしておいていいわけではない

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