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T'S BAR 48夜 MARTY BALIN

Balin / MARTY BALIN

マーティ・バリンさんの「ハート悲しく」は、日本でもヒットしました。
日本人は、こういう甘くて切ないメロディに弱いのです。

アルバムの1曲目が、このタイトル曲ですから、出オチ感がハンパ無いのですが、他の曲も基本的には同じような感じ。
昨夜の NITEFLYTE と比べると、歌も曲のアレンジも垢抜けなくて、なんだか昭和歌謡のようです。

若い頃に好きだった曲を久しぶりに聴いて、やっぱり良いと感じたり、昔よりも今の方が深い感動を覚えることがある一方で、今聴くと恥ずかしい気がしたり、がっかりしてしまうケースもままあります。

マーティ・バリンさんのこのアルバムは、ジャケットのポーズもファッション雑誌のようでカッコいいと思っていました。
曲もAORの中ではロック系でイケてると思っていました。
でも、久しぶりに聴いてみると、ちょっといただけません・・・。

「ハート悲しく」は良い曲ですが、アルバムとしては、もう聴かない気がします。

余談ですが、
初めてこの曲を聴いた時、マーティ・バリンさんが、ジェファーソン・エアプレインのバリンさんと同一人物だとは思いもしませんでした。
ジェファーソン・エアプレインは、今聴いても心に沁みます。
いつか「Surrealistic Pillow」はかけると思います。