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TOEICリーディングパート450点を取る10ステップ【特別講義資料】

「3月10日の試験に向けて、リーディングパート対策について記事にして欲しい」という依頼があり、最新の試験情報を基に整理しました。

本資料では、Rパート400点の壁を越え、450点を取るために必要なことをお伝えします。
現時点(2019年6月)の対策となっている。試験の傾向変更に伴って、NOTEの特性を活かして、資料は改定していく。

「各PARTの知識を補てんする資料」については、一つの記事にまとめると長くなり、目的がぼんやりし、勉強しにくくなるので別記事とさせて頂く。

<改正履歴>
①2019年3月20日 最新情報を反映
②2019年4月28日 記事の充実化
2019年6月20日 より具体的な勉強方法を追記(twitterで解説していた部分を明確に追記しました(約3000文字追記))

リーディングパートで450点を取る勉強の進め方

冒頭に伝えておきたいことがある。

「Rパート450点取得は非常に難しい課題である」ということ

英文科出身であっても、取得できないほどのレベルであることをご存知だろうか。数年単位で英語を学習した大学生の大半が取得できないのである。英語教育がどうのこうのを議論する気はない。冷静に難易度のことだけを考えて欲しい。英語に多くの時間を割いていない理系にとって、余計に難しい課題であることが推測できるだろう。
⇒「簡単に取得」「短時間で取得」といった到底到達できない巷の本や記事に騙されてはいけない。

1ヶ月で450点を取得するための覚悟

「1ヶ月で450点を取得する」ためには、覚悟を決める必要がある。正直、現時点でリーディングスコア380点以下の方は「相当の勉強」が必要だ。しかし、所々に解説を書いているので安心してほしい。
(勉強時間は目安にしかならないので、あまり記載しないようにしているものの、300点以下の方は申し訳ないが、毎日10時間程度の勉強がいる。)
覚悟を決める必要があるほど、難易度が高いと言われる1番の理由がある。
「英文を速く読める実力を身に付けなければいけない」
ということである。

闇雲に、PART7を読み続けたり、洋書やTEDを使って学習することは非常に危険で、自分は1年以上停滞した経験がある。
無駄ではなかったと言いたいところだが、TOEICという面では無駄だった。だからスコアが停滞したのだ。
それでは、「1ステージ上の450点に到達する戦略」について解説していく。

本記事の概要

①「リーディングパート450点がなぜ重要なのか」を知ることができる
②「どのように進めていけば良いか」を具体的に知ることができる
③「注意点はどこにあるのか」を知ることができる

「Rパート450点が重要である理由」

自分が「リーディングパート450点が重要である」と発言し続けていることには理由がある。その理由とは

「TOEIC900点の壁」を超える上で、ほぼ必須であるため

そう考えているからだ。
もう少し詳細に説明すると、TOEICは990点を満点とする試験である。リスニングパート495点、リーディングパート495点の点数配分となっている。TOEICは現在、難化の傾向にあり、各パートで問題の出題傾向が変化している。
そんな中、リスニングパートで満点を取れるだろうか。
何年も英語を学んできた英語上級者ならともかく、普通の人が短期間でLパート満点を取るのは現実的ではない。ところが、430点から460点ならば実はきちんとした勉強をすることで、取得することが可能なのである。それ以上のスコアとなると厳しくなってくる。
指導させて頂いている方には、もう少し詳細に伝えているが、大体の概要をお伝えすると、450点を正答数で言えば、約90~92問/100問。
PART1:満点
PART2:2問ミス
PART3:3問ミス
PART4:3問ミス

よく言われる「難しい問題を捨て、簡単な問題を間違えない」を具体的に数字化したものである。
新形式以降、この分配に変動はない。ここをベースに考えていくのが、現実的である。「PART3か4で満点」というのは期待してもいいが、物凄い集中力が必要で調子がいい時に取れるぐらいの認識がいいだろう。

上記の内容を踏まえても、TOEIC900点を取るためには、リーディングパート450点が必要だと認識して頂けただろう。

それでは
「Rパート450点は、どのくらいのレベルであるか」
「具体的には、どう勉強していくことで実現可能か」
といった観点で、最新の情報を基に戦略を説明する。

リーディングスコア450点を取る戦略
【特記事項①】
「スコア」を「正答数」に見える化している。現在の試験傾向に合わせて、現実的に取得できる正答数を算定している。学習者が取りにいかなくてはいけない問題数が具体的にわかるので、役に立つはずだ。

【特記事項②】
現時点でリーディングスコアが400点付近の方は、1ヶ月で450点に十分に到達可能である。毎日1時間以上の学習は必須ではあるが、それほどに難しい試験であるし、社会的に価値のある資格であることを認識して頂きたい。

【特記事項③】
試験の傾向が変わるたびに、本記事はNOTEの特性を活かし、記事の改定を行っていく。現時点では一度購入して頂くことで、何度も改定記事を見ることが可能である。今後、作業状況等を鑑みて、回数制限を設けさせて頂く可能性があります。

【特記事項④】
勉強会等でしか、紹介されることのない「PART毎の攻略ポイント」を記載している。ポイントを知り、スコアを上げて欲しい。

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