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人間は生まれつき「投資」で「損」を出す。※投資初心者必読

youtubeより直接スクショを取ったので非常に画質が悪いんですが、今回のテーマにとって非常に大切なものになりますので、ご了承ください。

上下ともにあるFXライブトレードユーチューバーさんの収支をまとめた画像になります。上(FX小野さん)の収支は特に酷い。。。24ヶ月中、プラスで終えることができたのがたったの2ヵ月。。。下の方(FXドラさん)この方の収支も酷い。。。30ヶ月中、プラス収支の月が10カ月でマイナス収支の月が20カ月、そして、一番大きな利益が出た月が、約150万なのに対して、一番損を出した月が、340万。FX投資は上がるか・下がるかの2択のゲーム。どうしてここまで負けることができるのか。。。

「確率論的に考えて、2択のゲームでここまで差がつくとは考えにくい。ということは、業者によるいかさまかっ!」

前半はの気づきは良いのですが、後半は間違いです。業者はいかさまなんてリスクを取る必要もなく、ただお客がどんどん自爆していくのを見ていればいいだけなんです。

私たちを損に引き込む魔物

長い間、経済学において、「人間は合理的な行動をする。」と考えられてきましたが、これに「人間はリスクがはらむ時不合理な行動を取る。」と経済学の前提に意を唱え、それを証明したダニエル•カーネマンという学者が2002年にノーベル経済学賞を受賞しました。

「お金をかけてる時と、お金がかかってない時」「命がかかっているときと、命がかかっていない時」何か自分にとって大切なものがかかっている時とそうでない時で、行動や結果が変わりますよね。経済って実際に生きている人間が営むので、そこには、お金や人生を懸けている人たちが数多くいるわけです。

「成功したい、儲けたいという欲望に振り回され安易にリスクを取ってしまったり、取ったら取ったで今度はリスクさらされる恐怖の中で、正しい判断ができないのが、人情というものなのに、常に合理的な判断ができるなんてありえない。」

彼の考えは、敵中。経済活動において人間は、内在すると不合理性(欲望や恐怖)の為に、損しやすい存在だということが明らかになりました。

この理論は、「プロスペクト理論」と呼ばれていますが、私たちは、ここから何を学べばよいのでしょうか?

「リスクなど取るものではない。」

では、ありません。むしろ逆です。

リスクは、投資以外にも存在します。時間の使い方、結婚、どういう人間と付き合うか、どういう会社で働くか、人生においてリスクを避けて通ることはできないんです。

だから逆にプロスペクト理論を通して、自分の持つ不合理性について知り、リスクを取らなければならなくなったい時、事前にどのような不合理が起こるかを予知し、その不合理を避ける経験を積む。そして、むしろ、小さなリスクなら経験の為にも積極的にチャレンジした方が良いのではと私は考えます。

文章が長くなってきたので、プロスペクト理論の中身については、又、別の記事で書きます。

ご精読ありがとうございました。

(プロスペクト理論の中身について読む 2/21アップロード)

#投資 #リスク #リスク管理 #プロスペクト理論 #仮想通貨 #FX

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