見出し画像

投資情報に対する態度(難しいからから逃げてはダメ)

noteを始めて半月ぐらいですが、徐々に内容のボリュームが大きくなってきています。

こうなると、「もっと完結に教えてほしい。」という方がいるんじゃないかと思いますが、投資の情報に対する態度について少し書いておきたいとおもいます。

会社員をされている方の間では、「完結に」というのは非常に価値が高いものとされているので、その気持ちは、わかりますが、

あなたが、上司から、「完結に!」と言われる場合と、あなたが投資情報を提供する人に、「完結に!」と言う場合では、「完結」の質が、全く違います。

上司があなたに「完結に!」というのは、事柄に対するあなたの判断を仰いでいるのですが、完結に説明すればするほど、”yes or no”に近づいていきます。そして、もし、あなたの判断のせいで、 何かが失敗すれば、上司はあなたのせいにできます。

「yesといったのはおまえだぞ!」

ってなもんです。

ところが、投資情報を売り込もうとあなたに近づいてくる人たちに、「もっと完結に!」という態度をとっていると大変な事になりますよね?

なぜなら、色々小難しいことを説明する人間より、

「儲かります!100%、結果も出ています!」

という人の情報を売り込まれる羽目になるからです。だって「完結」でしょ?(笑)。

もちろん、損を被れば、あなたには、「おまえの判断のせいで!」と怒る権利はありますが、投資情報提供者の多くが、「何処の馬の骨わからない」わけですよね?損させられてたとこに、あなたがどんなに怒ろうが暴れようがのたうちまわろうが、投資情報提供者は、痛くも痒くもありません。

ところが、上司に、求められた時の「完結」は違います。上司は会社でのあなたの評価ができる立場にいるわけで、あなた判断が誤り、何か害が出れば、上司はあなたに責任を押し付ける事ができます。

誰かに「完結」を求める場合は、その相手との関係性が大切になります。

「完結」は、社会生活を営む私達が、普段から慣れ親しんでいる感覚ですので、色々な場面で自分が相手から求められたり、又相手に求めたりしますが、投資情報を探す場合においては、裏目に出ます。

相手にかなりの責任を負わせることができるなら「完結」型の情報を探すのは良い事ですが損の責任は、100%あなたにあるので、

「これは完結でわかりやすい」

というものは、むしろ、危険だと疑う感覚を養っておかないと痛い目を見るのはあなたです。

投資情報に対しては、内容が浅いか深いか、客観的な事実に基づいて書かれているか、特にしっかりとしたデータがあるかなど様々な視点で、検討する必要があると思いますが、初心者の方に心しておいていただきたいのは、「私のブログを読んで理解するぐらいの力がなければ、無責任な事をいう人の犠牲になってしまう。」ということです。

ご精読ありがとうございました。

#投資初心者 #FX #仮想通貨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?