勝てるFXトレーダーが、収益化を狙ったネットビジネスをはじめる理由
多くの人が、こう思います。
「勝てるなら、何故それを人に教える?自分でやればいいじゃないか!」
本当にそうでしょうか?私からすれば、勝てるようになればなるほど、ノウハウをなんからかの形で収益化できないと考える方が、自然で、そうしないのはむしろ不自然に思えます。
1:リスクを小さくしたいというのが、FXトレーダーの共通の思い。
あなたが、3年間、FXだけで身を立てていると想像してみてください。平均すると月あたりの月収が100万になり、生活をする以外に貯金もできるようになり始めました。FXで継続して利益が出せるようになっていない人であればあるほど、「3年間も続けて、何十万、何百万も利益を出しているんだ、今後負ける可能性はなく、必ず儲かる安全地帯でヌクヌクと暮らせるんだろう。」というという想像をするかもしれませんが、それは違います。
実際に勝てるようになっても、100%利益が出せるということはなく、つまり、損失を出す事もあるので、利益が出なかった頃のようなヤケクソ感はないにしても、心にヒヤヒヤとしたものを感じない日はありません。
忙しない世の中から解放されたい、組織の呪縛から逃れたい、そのような事を思ってFXをはじめ、利益が出るようになっても、今度は、リスクを犯すヒヤヒヤ感に拘束される事になり、人生の難しさを感じるようになるのが、勝っている多くのトレーダーの心境ではないでしょうか。サラリーマンをされている方から見れば、FXトレーダーは自由に見えるかもしれませんが、サラリーマンからは見えない何かに縛り付けられていたりします。
それから、「FXの損失=経費」こういう考え方も、「勝ってるならどうして人に教える?」という誤った考え方が広がる原因じゃないのかと私は考えています。
例えば、あなたが、FXを初めて3年目、毎月平均100万利益が出るようになった頃、同じタイミングで、ラーメン屋を始めたAさんが、毎月、平均80万の利益が出せるようになったと聞きました。FXで月平均100万、ラーメン屋で80万、どちらが良いかと聞けば、FXを始めようと考えている多くの初心者の方が、FXを選ぶでしょう。
ところが、精神衛生上、ラーメン屋の方が全然良いと思います。なぜなら、今回のラーメン屋は、開業して三年目軌道に乗っているという条件が付いているからです。
ラーメン屋の場合、利益がしっかり出るようになっているということは、固定客、ファンがいるという事です。ラーメン好きの方ならわかると思いますが、一度、お店が気に入れば、ある一定の期間で通うようになります。3年経ってしっかり利益が出ているという事は、そのようなお客さんを獲得しているという事なんです。
こういう状況になると、前月と比べて、利益が10%落ちたりする事はあっても、80%利益が落ちたり、逆にお客さんが突然、0になり、経費分がマイナスになるような事は、余程のことがないと起こり得ません。ビジネスは一度軌道に乗ると安定し易い性質を持っています。ところが、FXの場合、前月と比べて、90%利益が落ちる事もあれば、マイナスになる事だって珍しくありません。短期間での安定はかなり難しくなります。
はじめる時に体感するリスクは、ビジネスの方が大きいかも知れません。初期投資など掛けなければならないお金や時間がFXに比べて大きくなる事が多いからです。しかし、ビジネスは上手く行くなら、次第に安定して行きます。ところが、FXでは安定を感じられる程、腕を上げるのは非常に難しいです。周りから見てしっかり儲かっているように思えても、本人が感じるリスクは思ったより大きいものであり続けます、トレードを続ける限り。
ラーメン屋:「今月は、先月より、8万利益が落ちたぞ。どうしたんだろう?」
FXトレーダー:「今月は、−100万。あんなに毎日ひやひやしながら、頑張ったのに、先月稼いだ200万が半分になってしまった。。。。」
ダメだった月の精神的な負担の違いを理解していただけると思います。しかも、トレードを行う上において、メンタルというのは、重要な要素の一つとなるので、プレッシャーがかかった状態では、いつヘマをして大損してもおかしくありません。
要するに、ノウハウを換金しようという考えが起こるのは当たり前なんです。しかも、ここが最も大切だというのが、上記したFXトレーダーの話は、FXトレーダーの心境をわかりやすくするために、わざとに大げさに書いたのですが、私のチャンネルのように安定して利益を出している状況であってもリスクをより小さくしたいという思いが変わる事はありません。そうなると自分の持っているノウハウを収益化する、これほどリスクを小さくできる方法はないので、
「リスクを最大に抑えるには、ノウハウの収益化も財布に組み込む必要があるな。。」
と思うようになるわけです。
2:ノウハウや売買ポイントを教える事に、実はほとんどリスクがない。
これには驚かれる方が多いと思います。
ただ、少し限定的です。儲かる手法が、統計学やプログラミングを使って相場の偏りを導き出すような、いわゆる、システムトレードである場合、売買ポイントやその求め方については、残念ながらシェアすることはできません。これは、「こうなると、こうなるんだよ~」という性質のもので、知られると簡単に真似をされ、知っている人が多くなれば陳腐化していまうからです。
私が公開を考えているのは、「人間の感覚を使った」裁量トレードやその売買ポイントなんです。※エントリーポイントについては、もうすでに、私のYouTubeチャンネルで公開しております。
「そんなことしたらやり方が漏れてしまうんじゃないのか?」
と思われるかもしれませんが、上記したようなシステムトレードにおいてはそうですが、裁量の場合はそうはなりません。
リアルの友達、何人かに、裁量トレードを教える実験をしてみました。みんなお金には興味があるのですぐに協力してもらえました。僕がチャートに見ているものを事細かく説明し、問題として、その日どういう売買をするか考えてもらい、答え合わせとして、私のトレード(多くが勝ちトレード)を目の前で見せるという事を一ヶ月ほどやってみたのですが、感覚がつかめてきているのは一人だけです。
「やっぱり。」
と思いました。裁量の技術のというのは努力をする中で得られるようなものなんです。やり方を知るだけでは駄目で、そこに、練習を加える必要があります。つまり、やり方を教わっても一生懸命練習しなければ、できるようにはならないという事なんです。そういうことなら、ネットで公開しても全然、問題ないと思いました。
どうして問題がないのか別の例を用いて説明してみます。私は独学で英語を話せるようになりました。「え?!」英語を話す機会を与えられるとよくこういうリアクションをいただけます。ですので、日本生まれの日本人が国内だけで英語を習得する方法を知っていると自負していますが、これをお読みの方で、私からそのやり方を聞いて実践し、私のように英語がペラペラと話せるようになる方が何人いるでしょう?全員が簡単に英語を話せるようになってしまい、私の英語学習方が陳腐化したり、英語が話せる事自体に価値がなくなってしまうような日本になるでしょうか?そんな事になる訳がありませんよね。もしその学習方法が広まるなら下記のような評価を最終的に得るのではないでしょうか?おそらくほとんどの方が、途中で挫折、ただ中には最後まで頑張り抜く方もいるので、英語を私と同じレベルかそれ以上で運用出来るようになる方が現れる。そうなると、私の学習方法が「こういうのもあるんだ」と認知され、価値を失うどころか逆に価値を上げる、このような事になると思うんです。
FXの裁量トレードを教えるというのはこれと全く同じなんです。簡単には真似できません。もし、私の生配信やアーカイブを見るだけで、真似できる様になるなら、その方は元々能力がずば抜けているので、私のチャンネルなど見なくても、その内にできるようになってしまうと思います。
「なーんだ。簡単にできるようになると思ったのに。。」
と思うかもしれませんが、私が公開する情報に基づいて、私の行う生配信をじっくり見ていただければ、学習スピードは速くなるでしょうし、ネット上で私のシステムと、読者の方やリスナーの方のパソコンを繋げることで、私のトレードを完全にコピーしていただく、こういった事も可能でしょう。又、それらを組み合わせる事で、かなり充実したサービスを提供する事ができると思います。
しかも、サービスの費用については、読者の方やリスナーの方から直接いただくというやり方でなく、アフィリエイト・アドセンス等を考えておりますので、良心的とも言えます。
ただ、初心者向けに書いておきたい事がまだあったり、YouTubeチャンネルの改良など、やらねばならない事が山積していますので、そういったサービスの開始は未定です。
「こんなことに時間をかけるのはリスクにならないのか?」
と思われるかもしれませんが、記事の内容を考えたり、実際に書いている間、そして記事の修正を終えるまでに、利益確定を5回(YouTubeチャンネル上だけで約40,000円)行いました。私にとってはこういう時間の使い方は、上記したようなリスクをより小さくする活動という意味合いだけでなく、トレードの合間に生まれる無駄な時間の有効利用でもあるんです。
ご精読ありがとうございました。
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