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FX/仮想通貨FXの分析法(2)

FX/仮想通貨FXの分析法(1)テクニカル編はこちらのリンクからお読みください。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析というのは、「相場を全体的に理解したうえで、何を取引するのかを決める。」ということだと思います。例えば、「アメリカの景気がいい、その証拠に雇用が伸びている、じゃ、アメリカ株を買えばいいんじゃないだろうか?」ざっくりいうとこういった事です。

毎月様々な経済指標が発表され、それらの内容に基づいて取引をするということもあるでしょう。又、それぞれの相場の関係性もあります。有名どこをいえば、金相場と株式相場、金は景気が悪くなると上がるといわれています。景気に左右される株式相場の占うには、金を見ると良いと言われたりします。相場の種類や、経済指標にどういうものがあるのか、又、それぞれにどういう意味があるのかについては、別の記事で書きます。テクニカル分析の時と同様、ファンダメンタルズ分析もパソコンを使った分析と人間が行うと分析の二つにわかれます。

1:パソコンを使ったファンダメンタルズ分析

毎月発表される経済指標は無数にあり過去に遡って分析するとなると、手動ではとても無理です。しかも、それに加え様々な相場がお互いに複雑に絡みあっているので、そういうのはパソコンにやってもらうしかありません。

私は株のブログも書いているんですが、そこで、アメリカの雇用統計と日経平均の関係について、パソコンに計算させてわかったとこと、その計算アプリを公開しているので、ご覧になってください。

計算アプリについてのブログを読む。

雇用統計の翌営業日以降、日経平均がどのように動くのか、雇用統計の結果がどのような影響を日本株式に与えるのか、読者の皆様自身の目で確認できるようにしています。

グーグルのスプレッドシートで作ったので、他人が作った怪しげなプログラムをダウンロードする必要はない上、スマホでも使えるように、「数式」という機能だけで作っているので、セキュリティー的な不安を感じていただく必要がありません。(※スマホの方は、スプレッドシートというグーグルのアプリをダウンロードする必要があります。)

2: 人間の脳をつかったファンダメンタルズ分析

これは主に中央銀行などの要人発言を読み解くというものになります。

中央銀行は、「政策金利」を動かしたり、「量的緩和」行います。「政策金利」とは、平たく言うと銀行の金利を上げたり下げたりする事、「量的緩和」は、お札の大量コピーの事です。

要するに中央銀行は市場にあるお金の量をコントロールする事ができるのです。

ある国が、いきなり自分の通貨を倍に増やすとどうなると思いますか?その国の通貨の価値が暴落しますよね。そういうことを国はやろうと思えばできてしまうんです。どうしてそんなことをするのかについては、又別の記事で詳しく書きますが、為替市場にいる巨大なプレーヤーであることに間違いありません。「ヘッジファンド」、「アラブの石油王」よくこういう人達が裏で、市場を操作していると噂されますが、各国の中央銀行を忘れてはいけません。最近、ヘッジファンドも大きくなっているのは事実ですが、じゃぁ、日銀に勝てるのか?勝てません。牛とクジラぐらい違います。(ヘッジファンドとは、顧客から集めた資金を運用する会社のことです。)

中央銀行は今後の政策をどうするか公開している。

もし、世界一大きなヘッジファンド、ブリッジウォーターが、明日、巨額の資金である株を買うという情報を掴んだらあなたはどうしますか?そして、多くの人がこの様な裏情報が知りたいと思ってるんじゃないのでしょうか?ところが、表立って巨額の資金を動かすと公表している所があります。

それは各国の中央銀行です。

「え???」

投資初心者であれば驚く人が多いのではないでしょうか。どのように発表しているのかや内容については、別の記事で書きますが、ここで必要になるスキルが、発言を読み解く力です。複雑に絡む相場を理解できなくても、中央銀行の要人の発言から今後の金融政策の行く末を占う事ができれば、ある程度利益が出せるようになります。聞こえは難しいそうですが、できるようになる価値はあります。なぜなら、中央銀行は、ある理由から、「これからばら撒いたお札を回収するかもしれないよ〜」この様に、徐々に今後の方針を明らかにします。

「そんな事したら働かずにお金儲けする奴が増えるじゃないか!」

と思われる人が多いと思いますが、中央銀行の要人は、そうするメリット、デメリットを天秤にかけた上で、公表を選択しています。詳しくは又別の記事で書きます。

以上がファンダメンタルズ分析の大きな全体像です。具体的な話については、今後の記事で書いていきますので、「キス」「フォロー」よろしくお願いいたします。

ファンダメンタル分析についての続きはこちら

ご精読ありがとうございました。

#FX #仮想通貨 #ファンダメンタルズ

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