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タイのコロナについて

  タイ政府が10月1日からの規制緩和を発表した。11月には観光客を受け入れるため、10月から街が通常に戻っていることをアピールしたいのだろうと思う。実際にタイ政府が何を考えているかわからないが、世界に対して少しでもコロナ対策に成功していることをアピールしたいことは間違いないと思う。
 タイには、タイ語がある。タイ語で書かれた標識や看板は多くの人が理解できない。日本も日本語という言葉があって、少し似ている部分もある。

 さて、タイのコロナの状況を下の図を使って説明しよう。
 これは2021年9月28日に発表された情報で、情報元は保健省(ここ)。
 左上は新規感染者で9,489人、その下は国内9,479人、海外から10人。
 その下はATK(抗原検査による陽性)6,855人、積極的検査(政府等が指示して検査)387人。
 さらにその下は、刑務所269人、ウォークイン8,823人ということになっている。
 新規感染者は9,489人=国内9,479人+外国から10人
 新規感染者の内国内9,479人=積極的検査387人+刑務所269人+ウォークイン8,823人
 ということになる。
 ここで出てくる疑問は、ATK(抗原検査による陽性)6,855人という数字。この数字はどういう解釈をすればいいのだろうか?

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 素人の私はこの情報をどう解釈すればいいのだろうか。
 なお、ATKキッドは薬局で誰でも買える。私も顧客要望でATK検査をしたことがある。当然、陰性であった。陽性の場合は、通常病院に行って再検査になるのだろう。ということはATK6,855人は病院に行った人のみの数字になるのだろうか。どのようにカウントしているか気にはなる。

 いずれにせよ、国民の43.05%が1回目のワクチン接種が終了、24.31%が2回目のワクチン接種が終了しているとのこと。
 引き続きワクチン接種者が増加していて、10月末にはバンコクのワクチン接種者も70%を超える見込み。そうなれば、9月に入ってからの東京のように加速度的に新規感染者が減るのではないかと期待している。

 シナリオ通りにすべてうまく進めば11月から観光客が来るのだろうか。

 兎にも角にも家族旅行は混む前にすべきか、感染を恐れもう少し様子をうかがうべきか、少し悩ましい。

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