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『いつでも、どこでも、なにものにもほほえめるような人』になるためには、「感情を波立たせないこと」と「思考力を正しくはたらかせること』1400年前の書物「天台小止観」に学ぶ、人間にとっての一番大切なこと。

『いつでも、どこでも、なにものにもほほえめるような人』になるためには、
「感情を波立たせないこと」と「思考力を正しくはたらかせること』
1400年前の書物「天台小止観」に学ぶ、人間にとっての一番大切なこと。



今日は今年はじめてというか、カレンダーを見たところ昨年の秋分の日9月23日ぶりにようやく予定が空いたので、みんな大好き国立国会図書館に久しぶりに行きました。

国立国会図書館には、日本国内で発行されたすべての出版物があります。

未来を考えるためには、過去を学ぶ必要があるので、コロナ禍中は毎週通って、ここ100年分の中外日報(宗教界の新聞)や神社新報(神社界)を読み漁りました。
近代化の過程での政治との関係性、戦争に加担していく様子、戦後の反省や高度経済成長の拡大する過程など学びました。

尊敬する北鎌倉・円覚寺の横田老師のYouTubeで最も再生数が多いのが、第46回「人間にとって一番大切なこと」です。※対談などを除く

この回は、『天台小止観(てんだいしょうしかん)』という天台宗(中国)の開祖が説かれた書物がテーマ。

内容を抜粋して要約すると、
・仏教で目指す悟りとは、「いつでも、どこでも、なにものにもほほえめる人になる」こと
・そのためには、「感情を波だたせないこと(止)」と、「思考力を正しく働かせること(観)」の2つが大事

天台宗は中国で生まれ、最澄さんが学んで日本に広めました。天台宗の総本山は比叡山延暦寺です。
延暦寺で学んだ法然、親鸞、日蓮、栄西、道元さんたちが、鎌倉仏教をひらきます。

ということは、『天台小止観』は鎌倉仏教をひらいた皆さんも学ばれていた可能性が高い。
そして、最も再生されているということは、現代を生きる人々が求めている考え方なはず。

何かヒントがあるはず、もっと知りたいと思い、この回の出典となっている『微笑む禅 生きる奥義をたずねて(著者:松居桃楼)』を読みたいと思っていました。
しかし、絶版のため手に入らず、最終手段、国立国会図書館で読んできました。

書いてあることは納得しましたが、実際にやるのは難しいです。

適度な食事をとることと書かれていますが、今日は朝からずっとハンバーグが食べたいです。このあと多分食べます。
感情が顔に出るタイプなので、焦ったりすると、全く微笑んでないです。

けど、岩波文庫や他の書物も含めてもっと読んで勉強したい、心がけたいと思いました。

「一粒でも播くまい、ほほえめなくなる種は
 どんなに小さくても、大事に育てよう、ほほえみの芽は
 この二つさえ、絶え間なく実行してゆくならば、
 人間が生まれながらに持っている、
 いつでも、どこでも、なにものにも、ほほえむ心が輝きだす
 人生で、一ばん大切なことのすべてが、この言葉の中に含まれている」

※写真は2021年最澄さん没後1200年の記念の年に、真言宗や曹洞宗、日蓮宗など、宗派を超えたお坊さんと延暦寺さんや、東京国立博物館に行ったときのものです。延暦寺さんで持ってる御朱印帳袋は、円覚寺さんで2017年3月のホトカミ公開前に購入したものです。


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