私がぢマスターになるまで5〜終わり

初めての痔で七転八倒の苦しみを味わった17歳の私。

その後も外痔核は繰り返した。
しかし数年の時を経て、痔に対する経験値は確実に積んでいったのである。

まず一つ、痔の時に楽だと言われている体勢。寝るときは横を向いて足を軽く曲げる。
これは初めての痔の時に、私がいち早くマスターしたものでもある。 

そして、お風呂でお尻を温めて血行を良くすること。
これは痔の予防にもつながるし、痔が悪化した時の対処法としても大いに役立つものだ。
思い返せば、私が痔を悪化させる時期は2月頃の冷え、夏の蒸れの時期に多かった。
そのことを踏まえても、お風呂で温め清潔に保つというのは痔の予防に効果的であると言える。

そして痔の薬。

もちろん一番いいのは、病院に行くこと。 
痔ではなく別の病気の可能性もある。悪化した時などは間違いなく、病院へGOだ。

ただ、「痔になりそう」という前兆を感じた時は早めに市販薬を塗り様子を見るようにしている。

この市販薬にも合う合わないがあるので要注意なのだが、個人的には黄色いあの子がとても効く。 

お風呂に入り患部を温め、清潔にする。
そしてお風呂上がりに患部をしっかり乾かした上で(トイレットペーパーなどで優しく、擦らずに軽く当てて水分を取る)薬を塗る。
あとは安静にする。

これが私の、痔の前兆を感じたときのルーティーンである。

20代の半ばを過ぎる頃には、痔であることを公言し「もし痔になったらいつでも相談してくれ」と言っていたこともあり、いろいろな人から痔についての相談を受けるようになった。
 
家族や友人、そして友人の知人、上司…

色々な人から痔の相談を受け、病院に行くことを勧めるとともに、楽な体勢・日常の注意点などを伝えたことにより、私は痔マスターと呼ばれるようになったのでる…(ごく一部の界隈で…)


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