皆さんは3月14日といえば、なんの日だろうか。

大多数の人は、橘井と小池の小池さんの誕生日です、と答えるかもしれない。
次いで多いのが、ホワイトデーです、かもしれない。
しかし、3月14日は私にとってはセフレくんの誕生日の日なのである。

今年の3月14日で晴れて30歳を迎えたセフレくん。
おめでたい。
そんなセフレくんの誕生日をお祝いしたい！
というわけで、ワタクシの地元府中でセフレくんを癒すデートプランを敢行した。
いつもは奢ってもらったり、割り勘でもちょっと多めに出してもらったりしているが、今日は全て私の奢り！
府中は地元なので土地勘ありまくり。
普段は方向音痴で人を案内できたもんじゃないが、府中に来たらばこっちのもんだ！
地図を見んでも案内できるってもんだ！
てやんでい！

目的は、縄文の湯で温泉に浸かること。
そして、夜予約した居酒屋さんに行って、生牡蠣を食べること。
(本来私が店の予約とかしないとなんだろうけど、セフレくんが店の予約してる)

というわけで、集合時間12時に府中本町駅で待ち合わせ。
私は府中駅から行ったのだが、セフレくんが府中本町の方が乗り換えしやすかったので、府中駅から歩いて府中本町駅まで迎えに行く。
まずはお昼ご飯を食べることに。
府中本町駅近くに行列しているラーメン屋さんがある。
ラーメン好きのセフレくんはそこのお店が気になっているようだ。
そこから少し歩くと近くに『青葉』という別のラーメン屋さんがあって、こちらは店内が広いためそんなに行列してない。
悩んだ結果、行列してない青葉に行くことになった。
ラーメンを頼む我々。
他のお客さんが全員つけ麺を頼んでいて、「あら？あら？」となる我々。
美味しくラーメンをいただき、歩いて『縄文の湯』へ。

なんと府中には天然温泉があるのである。
また縄文の湯には、サウナもあるため、サウナ好きのセフレくんにはうってつけ。
施設内に「きっさこ」というお食事処があるので、2時間後にそこで待ち合わせることにして各々ロッカールームへ。
長湯が苦手な私は時間を余らせて、メイクを完成させて髪型もセットして洋服も着替え終わって仮眠室でコーヒー牛乳を飲んでいた。
約束の時間になったので、エレベーターで降りると、ちょうど同じエレベーターに館内着を身につけたセフレくんが乗っていた。
「あれ？さなもう着替えたの？」と驚かれた。
きっさこで軽くつまみを食べながらビールを飲むことにする我々。
夜はお店を17時半から予約してるのであまりお腹いっぱいになりすぎないおつまみが最適だ。
「ポテトフライは？」と提案する私。
「え、でもこの後のお店でサービスでポテトフライ頼んでるよね？」
そうだった。危ないところだった。
予約したお店でサービスで鰹だし香るポテトフライが出てくるのだった。
すんでのところでポテトフライを回避する我々。

「さなもう温泉入らないの？」
「え、もうメイクもしちゃったし」
「え、でもまだ結構時間あるよ？顔がつかないように温泉だけ入れば？」
「え、でももうタオルとかタオル捨て場みたいなところに出しちゃったし」
「え、タオル出しちゃったの？」
そう、予約した居酒屋の時間は17時半。
この会話している時の時刻、15:45。
完全に私はミスっているのだ。

ビールを飲み終え、どう時間をやり過ごそうか考えた結果、メイクヘアセット着替え完了したフル装備状態で仮眠室で仮眠することにしたワタクシ。
普通すっぴん館内着で利用するであろうところを、フル装備状態で恥ずかしかったので、あんまり人に見られなさそうな奥の場所を選んだ。

17時すぎ。受付に集合し、お会計を済ませ、『日本酒と牡蠣、時々おでん BACHIYA』というお店に移動する。
牡蠣が好物のセフレくんにはうってつけのお店である。
サービスの鰹だし香るポテトフライもいただき、芸人のゴシップつまみに二人で大笑いしながら日本酒をクイクイやった。あっという間に徳利が空になった。
日本酒に1番いいつまみはゴシップかもしれない。まぁこれをつまみに飲む日本酒はうまいのなんのって。
皆さんも日本酒飲む時はやってみて。

というわけで、ボケで「ポテトフライあるよ！頼む？」と言いまくっていたので、この日を境にポテトフライ好きキャラになったりもしたが、なんだかんだ牡蠣も堪能して温泉サウナも満喫して良き日になったのでした。