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スマブラ

先日ワタクシの相方であるPONちゃん家に芸人で集まり、スマブラ大会なるものを開催いたした。

ワタクシもこの大会に参加したのであるが、
ワタクシが人生でスマブラをやった回数は2度ほど。
操作方法はおろか、ルールもろくにわからない状態であった。
客観的に見て、じゃあ参加するなよ、と思う。
みなさんもここまでお読みになって、きっと心の中でそうツッコまれたことと思う。
が、参加した。

もちろん操作方法はおろか、ルールもろくにわからない私はあっという間に残機がなくなって死んでしまう。
自分がいつ死んだのかもよくわからない。
あれ?と思う間に自分のキャラが画面上からいなくなっているという有り様だった。
客観的に見て、じゃあコントローラー握るなよ、と思う。

私があまりにもすぐ死ぬので、あまりにもすぐ死ぬことを「さなってる」という不名誉な造語まで生まれてしまった。
ちなみにこのワード、最初に言い始めたのはワタクシである。
客観的に見て、お前が言うなよ、と思う。

しかし、負けず嫌いで向上心のあるワタクシ。
なんとかして勝ちたい…。
どうせどのキャラを選んでも同じだろ、と思いキャラ選択の際「ランダム」を選んでいた私は、一度ゼロスーツサムスで戦うことになり、こちらが操作しやすかったので、自分のキャラを見つけることができた!
マイキャラはゼロスーツサムスに決めた!

これ初心者はまず選べないキャラよね

操作方法を教えてもらい、B +↑で復帰ができると覚えた!
続いて十字ボタンを押すことで、アピールができると覚えた!
続いて右スティックを倒すことで、スマッシュ攻撃ができ、ダメージが溜まってきている相手をぶっ飛ばすことができる、と覚えた!
客観的に見て、アピールは2番目に覚えることじゃねえだろ、と思う。

そして操作方法を色々教えてもらい、迎えたPONちゃんとの一対一の対決。
世紀のスマブラ誠実フレグランス対決に息を呑む芸人一同。
まずはアピールを繰り出すワタクシ!
せっかく覚えたからにはやらなきゃもったいない!
負けじとPONちゃんもアピールをしてくる!
負けちゃいられない!さらにアピールをするワタクシ!
誠実フレグランスのアピール対決に呆れだす芸人一同!
いらない時間が流れる!
アピールはさておき、取っ組み合うしずえさんとゼロスーツサムス!


勝者は…ゼロスーツサムスであった!
なんとワタクシがPONちゃんから1勝奪い取ったのだ!
あんなにさなっていた私がスマブラで誰かを倒す日が来るとは!
復帰もできてスマッシュ攻撃もできてアピールまでできるようになるとは!
ワタクシの成長っぷりに涙を流す芸人一同!
一人の芸人が拍手をし始め、それに続いて他の芸人もスタンディングオベーションをし始める!
「ブラボー!!」という声が鳴り止まない!
「ありがとう!ありがとう!」と声を詰まらせながら感謝を述べ、その場でくるっと回り、コントローラーを投げてキャッチし、アピールをするワタクシ!

そんなわけで結果スマブラって楽しい!ってなったワタクシなのでした!


※芸人なので一部話しを盛っている箇所がございます。
ご了承ください。

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