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今日も明日も明後日も、毎日は少しずつ変化しながら、変形していく。小さな小さな村で起きた戦争は、僕らの日常を確実に壊した。

「凹村戦争」 西島大介

PAKU★★☆☆☆ POKU☆☆☆☆☆ BLACK★★★☆☆

凹村は閉鎖された小さな小さな村。主人公たちは、そこで当たり前の日常を過ごしている。変わったことといえば、時々宇宙から「謎の物体」が降ってくる程度。それさえも彼らにとっては日常に過ぎなかった。

深く考えずに、流されるままにサラッと読むべき作品。SF漫画らしいが、それに分類していいのかも不明な、なんともいえない雰囲気が作品全体に感じられる。

果たしてPAKU★POKU漫画なのか悩んだ。読み方によっては闇が深いのかもしれないと思い、ここで紹介する。

読む度に感じるものが変わる作品。読んだ年齢や、状況によって見えてくるものが違う。ただ、「感動した」とか「共感した」とかは少なくとも感じない。

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