南国植物といえばココナッツ、ヤシの実！

マレーシアでもココナッツはいろいろな食品に加工されていて、今うちにあるものだけでも、ココナッツミルク、ココナッツクリーム、ココナッツパウダー、ココナッツシュガー、ココナッツオイルなど、自然で栄養価も高く、体にいいことが知られています。外皮のココナッツファイバーや殻も、マットや食器に加工されたり園芸に使われたりと、マレーシアでの生活には欠かせない存在です。

今日は、娘（15歳）のコロナワクチンの接種があったので、久しぶりに学校へ行ってきました。

子供のワクチン接種については意見が分かれるところですが、マレーシアに住んでいると、打っていないと不便なことが多く、もうすぐ学校も始まるし、夫は「ワクチン打ちたい派」なので、打つことに決めました。

学校の先生が、「ワクチンを打った後は、ココナッツウォーターを飲んだ方がいい」と教えてくれたので、学校の前で売っていた丸ごとココナッツを２つ買いました。１個3.5リンギ、約90円。

ココナッツの殻は硬くて、自分で中身を出す自信がなかったので、マレー人の夫が帰ってくるのを待とうかと思ったのですが、もう一人のミニマレー人（娘）が「アト（おじいちゃん）がやってたの見たからできる！」と言って、包丁をザクッと刺したら、ピューっと、ココナッツウォーターが噴水みたいに飛び出しました！

お箸でひとつ穴を空けて、中身を容器に入れようとしたけど出てこない。もうひとつ穴を空けたら、チョロチョロと出てきました。

なんと、ココナッツウォーターが500mlも入ってました。

若いココナッツなので、白い部分がほとんどなく、水分がたっぷり。熟れてくると、水分は少なくなり、その代わりに内側に白い部分が固まってきて、ゼリー状の時はそのまま食べます。

白い部分がもっと分厚くなって固くなってきたら、その部分はココナッツクリームやミルクになります。義母が昔、削ったココナッツシュレッドと水を一緒にミキサーにかけて絞り、ココナッツミルクを作るのをみたことがあります。（今はほとんど買ってきた紙パックを使用。）

ココナッツウォーターは、甘くないスポーツ飲料みたいな味ですが、慣れたらそのままでも飲めるし、砂糖や蜂蜜、ソーダを入れたりしてもOK。

娘が格闘して、削ったココナッツ↓ は、ジャングルの蜂蜜とソーダと氷を入れて飲みました。美味しい♪

マレー人は、熱が出たり、風邪をひいたりしたら、「ココナッツウォーターを飲みなさい」とよく言います。

娘が小さい時、夫の実家に帰省中に水疱瘡にかかった時も、近くのクリニックで薬をもらったのですが、義姉が「薬よりココナッツウォーターを飲ませる方が早く治る」と言うので飲ませたら、そのあと身体中湿疹がいっぱい出ました。。。今でも跡が残っているので、女の子だし、やっぱり薬の方がよかったのかなと後悔もしていますが、とにかくデトックス効果はあるそうなので、早く治ったのかも？しれません。（その後、他の従姉妹たちに水疱瘡が次々と移っていったのは言うまでもありません。）

マレーシアのあちこちで見かける美しいココナッツに感動して、今まで何枚か絵も描きました。

こちらは去年、2020年の年末にお買い上げいただいた大作です。自宅のリビングに、ピクチャーレールを設置して、絵を展示しています。絵を描いているのもここ。

アクリル画、90x120cm。ポートディクソンのプールに生えていたオレンジココナッツ。太陽の下で輝いていました。

こちらは、上のアクリル画を描く前に水彩画で描いたもの↓

バティック風に、マスキングインクで縁取りしています。現在フレーム付きで、販売中です♪

Orange Coconut Tree
Watercolor on Paper / 36cmx41cm / 2018 / RM1000 / include frame

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせお待ちしています。