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「演技うまくなりたいとは」演技の学校行ってる最終日

「役が私に教えてくれる。
私自身がが考えているなりたい自分と、今の自分はどう違うのか
とにかく目の前にいる相手に向き合うこと、相手を信じること。
相手を信じる それは自分なりにどういうことなのか、考えること」

8月1日から通っていた演技の学校が8月25日に終了しました。
最後はお客様を入れた会場で発表会。

みんなそれぞれチームに分かれて、演劇・ドラマ・映画のとあるワンシーンを演じる。

私が渡された脚本は40年前のテレビドラマ「前略おふくろ様」という倉本聰氏脚本のドラマだ。

そして、なんと奇遇なことに私の役は、
恐怖の海ちゃん演じる桃井かおりさんでした。

桃井さんんんんん!!は、小さいころからの大ファン。。。。
小さい頃からテレビでずーっとみていた方。
独特な雰囲気を醸し出しつつ、お話しすると無邪気に笑う
そのギャップに同性ながら惹かれていました。
そして何より容姿が好みなんです。
演じる前からとても楽しみでした。

しかし、楽しみという感情もつかの間…
たった数分、そうその「たった数分」のシーンを演じるために
何時間ナン10時間と「一言一言」に向き合い
何度も同じシーンで指摘を受け、なぜ出来ないんだ?!
私は毎回泣いていました(これは笑い話…)。
そして演じる上で相手に絶対的に信頼をおかないと演じられない。
ということにも気づきました。

相手を信用してなかった ということに気づかずに演じていた。
だからどうもおかしい。自分の中で何かが腑に落ちない。

演じる上で、そして今までの人生の中で
「信じる」ということをおそろかにしていた部分が明確になったのでした。

この恐怖の海ちゃん、私に人間性が似ている部分があって
今回海ちゃんから、たくさんの気づきをいただいたんです。

役はしっかりシーンの中で生きて、そして私の中にも生き続ける。

そしてこれがまた面白いのが
40年前なので今言わないであろう言葉の言い回しが面白かったなぁ、勉強になった。
「うら若い」
とか
「なかなかどうして」など。
上記のような言い回しは現代では使わないので、私の口から日常的に使っている言葉としていうのが難しかった。

発表会の前、最後に先生にみてもらうリハのとき

先生「俺がやれっていったことただやってるだけ、面白くない」
「役の目的を明確に!!!!!!!!!!!!」

いやぁぁ〜〜〜〜〜〜その通りすぎるううううぅうう〜〜〜〜〜〜〜〜

本番前に撃沈。orz
だけど、本番はもう後悔してもいいから全力出し切ろうと相方とハグをし
いざ本番。

そして本番は、すごく伸び伸び出来たんです。

会場は笑いも起きました笑
親友もみにきてくれて、すごく自然の会話で、自然に笑ってるの
面白かったよ〜〜って感想もいただいて。嬉しかったなぁ。

自分でも感じていた。セリフが会話になった。気がした。


=====

「演技がうまくなりたい」
の目的とはなんだろう?

映画もドラマも演劇も、誰かの生活を こっそり第3者の視点でみている。
だから、演じる人は「演じている」なんて意識じゃない。
見る側も、演じる側も「自然」であり「リアリティ」を感じるものなのだ。
今回の学校ではそれを前振りを少し感じることができた気がした。

はい、ここでこういうこと言われたから泣きます!怒ります!大声出しま〜〜〜す!なんて誰にもで出来るし。。。誰もそんなの見たくないし


演じること は本当に奥が深い。
「奥が深い」なんてありきたりな言葉で表現するのが申し訳ないぐらい
深いのだ。
しかし、それは予測のできない深さなので、どんどん奥へ奥へ進んで見たいと思う。
その深さはきっと人生をかけて、潜っていくものだと感じている。

=END=

最後に
演技のスクールはこれからも定期的にいく予定なので、次は来年2020年かな。
英語で演技を学ぶコースをいく予定なので、その時もまたこんな感じでnoteに残していこうと思いますので、お付き合いいただけると嬉しいです(^O^)ウホ


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第1回目【体は楽器だ。】
https://note.mu/sanaem/n/nef305cb1d7aa…

第2回目体調不良で休み…

第3回目【なぜ苦手か?好きか?を掘り下げること!】
https://note.mu/sanaem/n/n5ff22863fc0a…

第4回目【結果を出すことの重要性】
https://note.mu/sanaem/n/n06898087378a…

第5回目【お互いのセリフから生まれる空気感・間】
https://note.mu/sanaem/n/n2c878a74f05b…

第6回目書き忘れました…

第7回目【人を信じる方法】
https://note.mu/sanaem/n/ne806f399b195…

第8回目【自分の壁をぶち壊す】
https://note.mu/sanaem/n/n8dff548c3e48?magazine_key=m1c1072aaf176

第9回目書き忘れました…
第10回目書き忘れました…
第11回目書き忘れました…

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