見出し画像

第1回サーナイトラボ

 みなさんこんにちは!佐奈月です。
 今回はワイルドフォース、サイバージャッジ環境で戦ってきたサーナイトを3つ紹介します!環境やサーナイトと相性の良さそうなカードもまとめて紹介できればと思います。初回なのでどんな感じでやるのかを見てもらうために、すでに公開しているシティリーグで使用したサーナイトのことをまずは書きます。それ以外の2つのデッキからは有料になります。ご了承ください。


現在の環境

 ポケモンカード公式チャンネルやX上でまとめてくれている方がいらっしゃるのでそちらを参考にしていこうと思います。

現在の環境

ポケモンカード公式YouTubeチャンネルより
CL福岡のデッキ分布

個人的におすすめのブログ

 大体この二つを見れば環境がわかると思います。CLに関してはDay1の方が全体的な分布なのかなと思います。理由としては最大9回戦戦うので幅広いデッキに勝つことができ、かつ安定して回すことができるデッキが多いかなと思ったからです。

アヤシシ採用サーナイト

デッキコードnLgHNN-c6RNyQ-HgLPgn

構築の構想

 まず初めに2月15日行われたシティリーグシーズン3で僕が使用したリストになります。この頃の環境はビーダルを採用したリザードンやアルギラが数を増やしておりまずはそこに勝てるような構築をする必要がありました。どちらのデッキも山札をたくさん引くことで必要なカードを任意のタイミングで引きやすいデッキであり、ナンジャモやツツジなどの手札干渉もあまり意味がありません。むしろ相手の助けになることもあります。そこで考えたのは、相手のバトル場に出てきたサイド2枚のポケモンを一撃で突破すること、または倒されないアタッカーを準備することの2つです。アヤシシVにヒーローマントをつけることでHPが320になり、エネルギーが9枚つけば360を出すことができリザードンexですら一撃で倒すことができます。デメリットとしてはロストスイーパーを使用されることですが、2枚以上採用されていることが少ないことや森の封印石をつけたネオラントなどに使って貰えば安心して使うことができると思っていました。また、そこそこ数の多かったロスト系や古代ビートのようなデッキにも高いHPを活かして複数枚サイドを取ることも可能です。
 デッキの大元は元世界チャンピオンのとーしん選手の動画に上がっていたサーナイトexのレシピを参考にさせていただきました。

※参考動画

 エヴォリューションを採用することで安定してキルリアを立てることができるようになるので、それを実行するために必要なカードを揃えました。
エヴォリューション→ポフィンとエネ→ペパー→ネオラント→ハイパーボール4枚
 こんな感じで頭の中で流れが生まれたのでこれを意識してデッキを組みました。

デッキの動かし方

 基本的には後攻を取ります。目標はラルトス2体に対してエヴォリューションを行い、キルリアを2体用意することです。この動きをサポートするために、ネオラントV、輝くゲッコウガ、ペパーが採用されています。ネオラントVを持ってくることができれば大体どうになかなるのでハイパーボールも4枚採用しました。もしこの動きができなくても、ナンジャモを使用して次のターンの動きを万全にしても大丈夫です。ペパーで不思議なアメを持ってくることもできるので次のターンにキルリアにさえなれればなんとかなることが多いです。輝くゲッコウガはできるだけ早めにベンチに出したいです。エネルギーの多さと序盤から手札を安定させて増やしていくことができるので、できる限り盤面に置いておきたいです。そのためにネストボールも3枚採用してあります。
 ここからは相手に合わせてですが、基本的に最初の攻撃はサケブシッポで行います。相手の準備次第ですが、ベンチで準備しているポケモンを倒せたり、最低限のダメージ(160)を与えることができるのでかなり応用がききます。フワンテは相手のHP300以下のポケモンを倒したいのでそれまでは隠しておきたいです。フワンテで攻撃すると相手次第ではロストシティでロストされてしまったりするのであまりおすすめはしません。クレセリアは主にロスト対面やリザードン対面で使用します。自身の場にエネルギーを蓄えながらホシガリスやキュワワーを倒すことができるのはかなり優秀です。特にロスト対面では相手のダメージプランをずらすこともできるので色々な場面で役に立ちます。
 基本的にはどの対面でもヒーローマントをつけたアヤシシが最後は突撃していきます。最後の勝負をするときは相手のサイドが1~2でナンジャモを使う、もしくは相手のサイドが2枚以上でフトゥー博士のシナリオでサーナイトexのみを盤面から回収してアヤシシを倒せば勝ちだが、倒すことができない盤面を作っていきます。

各対面の立ち回り

 直近でも書きましたが、改めて細かく書きます。対面に関しては当日に多いかなと思っていたデッキです。

  • リザードン(ビーダル):相手の特徴はビーダルとホシガリスを使ってどんどん手札をリフレッシュしていき、ペパーで足りないパーツを持ってきて盤面を整えていくデッキです。サイドプランは1-1-2-2を狙っていきます。まずは動かし方でも書いたように最初はサケブシッポで攻撃してビーダルかヒトカゲを倒します。次にクレセリアを使ってHP60~80のポケモンを倒します。基本的にはホシガリスです。カウンターキャッチャーを使ってフワンテでビーダルを倒すもの大丈夫です。サイドを2枚とったらあとはヒーローマントつけたアヤシシVで突撃していきます。この時にフトゥー博士のシナリオでサーナイトexを回収できるとかなり強いです。また、サブプランとしてマントなしアヤシシVでリザードンを倒して、ヒーロマントをつけたフワンテで残り2枚を取るのもあります。今思うのこっちをメインで考えた方が良かったです。

  • アルギラ:相手の特徴は、相手のデッキを見極めアルセウスでエネルギーを加速して倒していくデッキです。サイドプランは2-2-2を目指していきたいです。こちらが目指すのはギラティナVを倒して、アルセウスV-STAR1体ではほぼ突破不可能なアヤシシVを押し付けていくことです。最近のアルギラはマキシマムベルトのみを採用していることが多く、あまりこだわりベルトを採用していません。アヤシシVはHPが220あるのでダブルターボのついたアルセウスではこだわりベルトをつけても倒すことができないのも強みです。基本的にヒーローマントをつけて攻撃しますが、ロストスイーパーを使われると倒されてしまったりするため早めにギラティナを倒しにいきます。あとは相手に解決札が来ないことを祈ります。サイドを先行されて負けそうな時は、相手のトラッシュを確認していれかえ関係のカードを数えましょう。もし2枚以上トラッシュされていたらビーダルをカウンターキャッチャーで呼び出してサケブシッポで相手のベンチポケモンを倒して相手に攻撃する機会を無くします。基本的には逃げられてしまいますが数ターンもらえることもあるので最悪の場合は狙っていきましょう。

  • 古代ビート:正直やりたくないです。理由は悪タイプが軸になっていることが多いのと、ブーストエナジー古代をつけるとHPが200になるところです。1-1交換をするのが難しいのであまりやりたくはないです。サイドプランはよっぽどのことがない限り1-1交換を続けて最後にヒーローマントアヤシシVで突撃していきます。サイドを先行せずに1枚差を続けることが大事です。相手がサイドを2枚とったあたりからナンジャモを使っていきます。後半のナンジャモに弱いデッキなのでそこを狙って戦っていきます。負けそうになったらナンジャモ+カウンターキャッチャーで相手の輝くゲッコウガを呼び出して逃げられなくしてからサケブシッポでサイドをとっていきます。最後はお祈りです。

  • ロストバレット:個人的にはそこまで数が多くないと予想していました。実際に当日は1回しか当たらなかったしそれまでのジムバトルでもあまり対戦しなかったのでリザードンに負けてるんだろうなと思ってました。基本的にはクレセリアとフトゥー博士のシナリオが重要になってきます。いかに自分の盤面を守りつつサイドを取り続けていくかが大事なので、相手のシステムであるキュワワーを積極的に狙っていきます。サーナイトexが登場した1年前からこの対面は大会に出る際には練習が必須だったので何度も繰り返して体が勝ち方を覚えちゃいましたw。ナンジャモを使うタイミングや相手がされたら嫌なことを考えて行動しないといけないので、本気で勝ちたいならここは勝ちたいです。

  • サーフゴーパルキア:相手がしっかりと準備するとまじで勝てないです。プライムキャッチャーキャンセルコロン手裏剣ができるだけで強いデッキなので、相手のプラン次第では勝てないです。基本的には相手のパルキアから倒していき、アヤシシVを2回相手のサーフゴーexに当てて勝ちに行きます。なのでサイドを取られすぎるとアヤシシVを2回使えなくなってしまうので気をつけましょう。

  • パオジアン:レギュレーション変更前から強かったですが、今まで存在した2つの型を組み合わせたようなデッキが増えてきた印象です。ゲッコウガの月光手裏剣を用いた盤面崩壊やテツノカイナexの技を使ったサイドの大量リードなど相手に合わせて色々なことができるようになった印象です。サイドプランはケースバイケースですが1-1-1-1-2ですかね。序盤でマナフィを出せないとかなり厳しいのでそこは意識しましょう。この対面で重要になってくるのはいかに相手のに攻撃をさせないかなので、状況に応じてセグレイブかビーダルのどちらかを倒していきます。相手の盤面にセグレイブが1体ならナンジャモを使用してからセグレイブを倒します。基本的にはサケブシッポですが、どうしようもない時はサーナイトexで攻撃したりしても大丈夫です。基本的にはサイド1枚のポケモンで倒しましょう。また、セブレイブが2体盤面にいてビーダルが1体しかいない時はナンジャモを使用してからビーダルを倒します。状況によってはゲッコウガを倒します。手裏剣を使って2枚取るための要求が増えるのでおすすめです。常に相手のトラッシュのカイとスーパーエネルギー回収の枚数には気をつけておくといいと思います。

対戦結果

シティリーグS3in矢向
1回戦VSアルギラ 6-5 後
2回戦VS古代バレット 6-5 後
3回戦VSタケルライコ 6-3 後
4回戦VSピジョリザ 4-6 後
5回戦VSツキロストバレット 6-4 後
予選7位
トーナメント
1回戦VSアルギラ 0-6 後事故

 実際の対戦結果はこんな感じでした。
 数が多いと予想されたアルギラに初戦から当たり、冷静にプランを実行していき、最後はアヤシシVを押し付けて勝ちました。最後にボスの指令を引かれたら負けだったのでかなりギリギリでした。
 古代バレットは相手の動きが序盤悪かったこともあり、順当に倒して勝つことができました。アヤシシVを採用しておいて良かったと思いました。
 3戦目の方はこの前の交流会で会うなど結構運命的な出会いだったなと思いますw。タケルライコは相手がイキリンコexやコライドンexを出してくれたおかげで勝つことができたのでそこを注意されていたら負けていたかもしれません。綺麗に盤面を進められましたが、相手の運も悪かったりしたのでちょっとラッキーでした
 そして予選唯一負けてしまったピジョリザ。この方は予選全勝だったのでちょっと悔しかったですね。相手が色々と持っていたりこちら側が引ききれなくて負けた気がします。トーナメントで再戦したかったな。
 最終戦は確か青月と呼ばれるロストデッキだったと思います。特徴はトドロクツキexが2枚採用されていて、相手はそれで勝つつもりだったとのこと。流石に1枚ロストしたら警戒しないですね。この試合ではヒーローマントをつけたフワンテが活躍してくれました。ベンチが埋まってしまいクレセリアが起動できなかったのですが、残りHPが130のフワンテが頑張ってくれました。
 そしてここで予選が終わってしまい、お祈りタイムが発生。60人規模でスイスドローを5回行うと全勝者が2人と1敗が8人くらい出るのかな?その中から上位8人しかトーナメントに進めないため1敗すら許されないというかなりシビアな対戦でした。なんとか7位になることができ、トーナメントに進むことが確定。対戦相手は予選2位の方で、なんとなくデッキがわかっていたので、待っている間にプランを再度確認して事故っても許容できるサイドまで考えていました。しかし、対戦が始まると予想外の大事故になってしまい、何もできずに負けてしまいました。せめて対戦して負けるなら良かったですが、ここまで一方的だともう何も考えられませんでした。まじで悔しかったです。

感想

 最終戦はまあしょうがないので良いですが、他の対面は特に事故った記憶がないのであまりレシピは変えなくてもいいかなと思います。最近ロストが増えつつあることともう少し道具を増やしたいなと思ったので、変えるとしたらそこでしょうか。クレセリアがあまり役に立たなかったのでそこはハバタクカミにするといいと思います。

いかがだったでしょうか?かなり細かく思っていることを書きました。ここから先は有料となりますが、話の展開はほとんど同じだと思います。対面の有利不利はそこまで変わらないので、どうしてその構築になったのかをしっかりと書いていくと思います。興味のある方はぜひ読んでみてください。ここまで読んでださりありがとうございました。

ここから先は

6,932字 / 2画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?