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色鉛筆は重ね塗りがよいです。

大分前に書いた記事が放置されてたので書き直しして上げますね。

一時期油性色鉛筆にガチはまりしてました。自分はせっかちなところがあるらしく、どうも水分を調節して絵を描くということが苦手なんですよね……。水彩系の画材が苦手なのはそれが最大の理由になってるぽいです。

あと私、カラー絵なんかは特に悩んで作業が止まることも多々あるのですが、油性色鉛筆ならいくら途中でそれやっても絵がダメになることはない!むしろ考えたほうがいい的な!!

油性色鉛筆はとある本をたまたま読んだ結果開眼し、ハマって描きまくったのです。確か書店でなにげに立ち読みしたんだっけか、速攻レジにお持ち帰りになりましたけど。

『色鉛筆で雑貨を描こう!』(著・稲月ちほ)

という本です(Amazon見に行ったら古本しかなかったし、価格が古本でも倍以上の値段ついてました……。なのでリンクは載せない)。

雑貨を色鉛筆イラストに起こして描くというテーマで様々な物のイラストの制作課程を写真で載せていた本です。イラストでは、輪郭線を当時まだ画材としては新しかったPILOTのハイテックCシリーズをサポートにも使って輪郭線のある色鉛筆絵を描いておりました。

あと、この本を読んで初めて知ったのですが、色鉛筆って重ね塗りして色つけるんだ!ということ。うん……、小学校の図工の時間ってその手の画材はクレヨンかクーピーペンシルだけ使用させて、さらに重ね塗りっていう概念を教えてくれないんだよね……。正直この本のイラスト制作行程を見てびっくりしましたわよ。色鉛筆で重ね塗りするとこんなすごい色が表れるのかとか。

コンセプトが『雑貨を描く』ということなのでちっちゃいイラストに細かく色をつけていくため、余計にわかりやすかったというか。

というか、色鉛筆の絵ってペンで輪郭線を描いたらダメ的なイメージあるじゃないですか。だから漫画の絵には使えないっぽいなというイメージがありました、当初。これを読み、それが根底から覆されたショックがあったんですよね。そこからそうか、漫画絵色鉛筆で描いてもいいんだ!と。

この感覚をいただけたことが私がこの本をバイブルにしてる所以です。いまだに時々パラパラ見てます。

さて、色鉛筆はもともと、興味本位でパッケージがきれいだから、と買っていた色辞典シリーズがあったのですが。これ、かなり芯が硬いんですよね。なので混色目的で色を重ねるのには使いづらい(ポイントでアクセントつけにはいいかも)。

その後家を捜索したらなんと(叔父が使っていたであろう)ベロールイーグルカラー(今のサンフォード社のカリスマカラー)と三菱ポリカラーとあとトンボの36Colorがけっこうたくさん出てきたという!この色鉛筆が見事に重ねて色を出す塗り方と相性のいい色鉛筆だったものだから、そこから世界が広がった的な。未だにありがたく使わせていただいてます。

ところで。最近またちょいちょい色鉛筆で描いてますけど、もっと色がほしくなって、Amazon眺めてたらたぶん中華であろうメーカーの色鉛筆、安いんですよね……。120色でも3000円しないのが普通という……。

正直私の愛するベロールイーグルカラー、現在のサンフォードカリスマカラーなんて72色セットだと定価が18,216円ですからね(割引されるときはあり。現在の価格が世界堂だと14,573円でした)。

試しに120色セット買って使ってみようかなと購入してしまったので使ってます笑

これね。あ、今価格見たら3000円以上になってる……。一番安い時期に運良く購入できてたみたいです。最初から筒状の入れ物なので、保管用のペン立て探さなくていいからこれを選んだ的なところも。

レビューにやたら「発色がいいです!」と連呼されてたのでサクラなのか?と思ってましたがほんとに発色はよかったです。あと芯が柔らかく、塗ると芯がすぐに面になってくれるので重ね塗り向けです(芯が柔らかいので配送の方が雑な扱いしてなくてもどうしても芯欠けて届くこともあると想像されます……。文句のレビューあったし)。

早速いろんな色を重ね塗りして月を描いてます。
うん、月が好きなんですよ絵のモチーフで……。そのうちまたアップしてみます。まだ描いてる途中なんで……。ゆっくり試します(というか描いてたら興奮しすぎたのか発作起きました。強制停止モードです汗 長時間停止してても続きそこから描けるのは油性色鉛筆のよいところ……)。


気が向きましたらお茶おごってやるか~的にサポートしていただけたら有り難いです。創作の燃料にはなります。