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ヒマラヤ精油のプロフィール#06【ウィンターグリーン】

ウィンターグリーンは、ネイティブアメリカンが体力を保持するために使っていたと言われています。

世界中の多くのエリアで分布している植物で、その中でも特に厳しい気候のヒマラヤに生息するこの野生のウィンターグリーンは、過酷な自然を生き抜くためにより生命力が高いと言われています。アメリカインディアンは重労働や長時間を走らなければならない時、肺活量を高めるためにこの植物の「葉」を噛んでいた、と言い伝えられます。

♦陰陽五行から見た分類
腎系(冬)の精油

♦西洋占星術から見た分類
火星 木星 射手座 
火と水のエレメント

♦スピリチュアルレベルでの意味
ネイティブインディアンたちとの繋がりが深く、再生と復活の儀式に用いられる。すでに古くなった思考や概念をリセットし、本来の輝きを再生・復活させてくれます。

♦アーユルヴェーダから見た性質
熱性:冷却 湿度:保温
ドーシャへの影響:PKー、V0

♦注意事項
サリチル酸に対する過敏症がある方は使用を控えてください。

♦相性の良い精油
アニス、カラムス、バニラ、ラベンダー、ローズマリー、セージ、バーチ、ファー、ミント、ジュニパー、ユーカリ、イランイラン、チュベローズ

♦私見としてのウィンターグリーン
ウィンターグリーンと言えば、誰しもがあの「シップ」の臭いを思い起こすことと思います。ヒマラヤ精油のウィンターグリーンもご多分に漏れず、スーッとした刺激のある香りが脳天を突き抜けます。
ですがしかし。他のメーカーさんと違うのはその芳香に複雑さがあるというところです。ただスーッと強い香りに顔を背けたくなるのとは違い、柔らかさがあります。そして不思議な事に嗅ぎ終わった後味にほのかな甘み(もっと詳細に言えばフローラルかも)が残ります。この甘味の余韻を味わいたくて、何度も香りを嗅いでしまいます。
ウィンターグリーンは「洗い流す力」が絶大であると感じています。浄化とはまた違うニュアンスです。新しいものを創り出すための破壊。そんなメッセージが香りに乗ってやってくる精油です。「現状を打ち破りたい」時に、助けとなってくれるエネルギーなのでしょうね。

*ウィンターグリーン
【学名】Gaultheria fragrantissima Wall
【科名】ツツジ科
【抽出部位】粉砕した花と葉
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【原産国】ネパール

**ヒマラヤ精油は世界で唯一FSC(森林管理協議会)・オーガニック・そして野生種保護の認証を受けたエッセンシャルオイルです。





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