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ヒマラヤ精油のプロフィール#11【和ハッカ】

気分がすぐれない時はこの精油特有のリフレッシュ作用でスッキリ。
ニホンハッカ・コーンミントとも呼ばれ、メントールと言う成分はご存じの通り医療品であるリップクリームやガムの香料などにも利用され日常に親しまれています。
ストレスを癒し、気分をリフレッシュさせてくれます。
この植物から抽出された精油はやや粘性があり薄い黄色をしています。
摂氏7℃を下回ると結晶化します。その結晶も実に美しいです。

♦陰陽五行から見た分類
肝(春)系の精油

♦西洋占星術から見た分類
水星 乙女座
火から風のエレメント

♦スピリチュアルレベルでの意味
エゴや高すぎるプライド、それによって抱いてしまう劣等感からの解放、リセット。時に直感や洞察力を高めメンタルに高いレベルへと導く視野を授けてくれます。「今この瞬間」へと意識を取り戻す強力なパワーがあります。

♦アーユルヴェーダから見た性質
熱性:冷 
ドーシャへの影響:PKー、V0

♦注意事項
皮膚への刺激が強い。冬は寒いと固まる性質があるので、その際は温める。

♦相性の良い精油
クラリセージ・グレープフルーツ・サイプレス・シダーウッド・パイン・バジル・ペパーミント・ベルガモット・マジョラム・ユーカリ・ローズマリー

♦私見としての和ハッカ
ミント系の精油は他にもありますが、私はこの和ハッカを愛して止みません。同じミント系には有名な「ペパーミント」がありますが、私はこのペパーミントの甘さが苦手でちょっと使いづらい思いをしておりましたが、ある時救世主のごとく現れたのが「アルベンシスミント」精油でした。甘さがなく、少し苦み走ったオトナのミントと言う表現がぴったり。ただ寒いと固まりますので冬はちょっとめんどくさいです。
ヒマラヤ精油のMentaha arvensisには他のそれと比べると突き刺すような鋭い芳香はさほどないのですが、解放・リセットさせる力強いパワーを感じます。まろやかな芳香の中に秘めた鋭い力強さ。それは魂に響きます。深く吸い込んだ一番後にほんのりと残るのは分かるかわからないぐらいの甘さ。リセットさせた後に「大丈夫だよ」と包み込んでくれる優しさがあります。
「あなたはきっと大丈夫」という言葉が聞こえてきそうな精油です。これがこの精油のやめられないところなのだなぁ・・・といつも思うのです。

*和ハッカ
【学名】 Mentha arvensis
【科名】シソ科
【抽出部位】 枝葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産出国】 ネパール

**ヒマラヤ精油は世界で唯一FSC(森林管理協議会)・オーガニック・そして野生種保護の認証を受けたエッセンシャルオイルです

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