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メディカルアロマに惹かれるあなたへの一冊・・・いや二冊か。

こんにちは。

私は理数系が苦手です。
はい、ガッツリ文系女子です。
しかしながら、「精油」を学ぶ際にはちょっと避けて通れないのが「化学」です。

あ~苦手。
化学とか本当に苦手。

思い込んでいると余計出来ないので、
ここは大好きな精油のことを知る…と言うスタンスで行くことにしているのですけど。

化学式とか出て来ると中学生時代に四苦八苦した記憶が蘇ります。
「こんなこと勉強して何になる?」と思ってやっていましたが、
こんな年になってここで出て来るとは・・・
そして再び化学のお勉強をすることになろうとは・・・
もう少し真剣にやっておけばよかったのでしょうか(笑)

いえいえ、全然大丈夫です。
「好き」は「苦手」を超えていきます。
AEAJのインストラクター資格を取得した後、メディカルアロマが勉強したくてNARDのアドバイザー資格を取るためのお勉強をしました。
*その時のお話はここで読めます。

AEAJと趣を異にして、NARDさんは化学が俄然多め。当然ですよね、メディカルアロマなのですから・・・。
その時、もっと勉強を深めたいと思って購入したのがこちらです。

カート・シュナウベルト博士の
「アドバンスト・アロマテラピー」です。

「本書は広範な研究から言及して、エッセンシャルオイルが身体系統といかに相互作用し、感情や身体の状態にどのような影響を及ぼすかを論証しています」とあります。
アロマセラピストにとっての一般的・通り一辺倒な精油の選択に、
ある意味「是非」を問いかけているところがあり

それがなかなか面白い・・・( *´艸`)

綺麗な挿絵とか画像とか一切ナシ・文字と数字がびっしりの「The専門書」的な書です。ですが精油をメディカルベクトルから捉えたいアロマセラピストにはかなりお勉強になります。いえ、なりました。

その後何年か経ち、コロナ禍に突入して自粛の中(おヒマでしたので)あらゆる文献をあちこちで検索していましたらHitしたのがこちらです。

精油のヒーリング・インテリジェンス
「フレグランスジャーナル社」

おぉ、これはかのカート・シュナウベルト博士の著書ではないの!
とりあえずポチろう♬←またしても著者で即効選ぶ悪い癖が(;^_^A

だがしかし
今回は間違いではなかった。(いや、そもそも間違ったことは殆どないが)
美しい植物たちの画像もさることながら、ひとつひとつのセンテンスに興味をそそられます。
「アロマテラピーの基礎」「精油(エッセンシャルオイル)」とは?」など、すんごい初心者向けかしらと思われながらも書いてある内容はちょっと捻てあるのよ。
要するに「え、何?今さらここから始めるの?」と思いきやそうじゃないわけ。
ページには随所にアートやコラム、文学の要素などを織り込み、普通に読み物として見ても面白い一冊です。

精油の適用法やアロマ最前線での「癌治療」に関する記述なども興味深く読ませて頂きました。

精油を理解するのに必要なのは、
プラント・ランゲージを理解すること。

化学式で割り出せるだけのものではない、ということですね。
博士のひととなりまでもが伝わってくるような書です。
前出の一冊とは全く違う仕上がりになっている書であると感じます。

この二冊を読み(正確には後者の書を読み)、
カート・シュナウベルト博士にドはまりしてしまった私はですね、
ある日博士の講座を見つけてしまいまして(*'▽')♬
「精油のヒーリング・インテリジェンス」の理解をさらに深めたい!!
と言う私の貪欲な好奇心にうってつけの講座を、その後受講致しました。

分厚いテキスト一冊と教材に50種の精油がついております。

「受講しました」と書きましたが、
まだ受講中です。受講期間が3年ありますので、じっくりゆっくり学べます。
性格的に前に前に進みたい人ですので、一通り読み終えたところで二巡目に入りまして、細かくノートを取りながら進めております。
これがまたね、おんもしろい!
こういうのが楽しいって、私って本当に精油が好きなんだなと思います。
化学は嫌いなのに不思議(笑)

で。
でですね。
このロンドン・スクールオブ・アロマテラピージャパンさんが教材として送ってくださったサンプル精油がですね、もぅ素晴らしいです✨

講座の申し込みを受けてから一本ずつをボトリングするらしいのですが、私の感覚が間違っていなければこの精油たちは実に丁寧に扱われ、私の手元に届いているんだな、と実感できます。

一本一本香りを嗅ぐと、その精油が「何を言わんとしているか感じる」ことが出来ます。

スクールさん独自の精油ブランド(ロタンシェルと言います)なのだそうですが、
現在は購入することが不可能らしく、残念です。
「これ欲しい!」ってまた散財するところだったからちょっと助かったんだけど(;^ω^)

本日ご紹介した二冊は共にフレグランスジャーナル社から出版されております。ご存じの通りFJ社さんは9月に全書籍の販売をお止めになりまして、
こちらの書籍も現在在庫としてあるのみとなっております。

気になる方はamazonさんなどで検索をかけてみてくださいませ。

「精油は、植物の表現したい言語である」
「エッセンシャルオイルの成分は、自分の生命を存続させるために植物がせっせと編み上げてきたものである」

まさに、ですね。
人間は自然の営みと恵みに感謝せねばなりません。

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