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長年愛用の「メディカルハーブ」の辞典を二冊ご紹介します。

こんにちは。

JAMHAのメディカルハーブコーディネーター資格を取得した際に、
テキスト以外の知識が欲しいと思い購入した二冊をご紹介します。

まずはこちら。

使い込みましたので、かなり焼けや破れがありますが・・・

グリーンフラスコの林真一郎先生の編集本です。
カラーページはないです(残念)。
五十音順に100種のメディカルハーブのデータが網羅されておりますが、
「概論」として書かれている内容に無駄がなく要点を簡潔にまとめてあるところが秀逸です。情報量としてはちょっと物足りないかなと感じる方もいらっしゃるでしょうが、知り得たいポイントが短時間で理解できる点に於いては本当に使いやすく長年に渡り重宝しております。

まさしく「辞書」としてこれなんだっけ?と引く書物としては非常に手軽で解りやすく便利な一冊。

各ハーブは画像ではなくイラストにして載せてありますので、どのような形態でどのような姿で自然界にいるのかは・・・正直解りにくいですが。
最低限の必要な情報はほぼこれで賄えるかな、と言う印象です。
初版が2007年となっておりますので、新着の情報は上書きされておりません。
同じようなタイトルの物でリニューアルされてるようですので、最新データが欲しい方はそちらの方がよろしいかと思います。

そして二冊目です。

前出の書の二倍の厚みがあり、表紙もハードで重厚感があります。

こちらはJAMHAさんが日本語版として監修した書です。
何と言ってもたくさんの美しい植物の画像に心惹かれますが、
五十音順にハーブが羅列されているのではなく、
メディカルハーブであるだけに人体のどの部分に作用するかでコンテンツが分けられています。

呼吸器系とか、消化器系とか言う具合に。

ですのでこちらの辞典は「このハーブなんだっけ?」と引くのではなく、
「風邪気味だけどどんなハーブが適応するんだっけ?」と言う視点から引く辞典であるということです。

初心者の方がメディカルハーブを生活に取り入れる際に手に取るのにも最適な一冊なのではないかと思います。
ハーブに関する情報量も多く、美しい写真もたくさん掲載されておりますので、図鑑のように目で見て楽しんでいただけるのではないかな?

ただ含有成分や構造式などの記載は多少薄いです。
ですので私は前者の書と組み合わせて使うようにしております。

ハーブの記載数としては断然前者の書に軍配が上がりますが、
それでも100種の中に載っていなかったハーブを後者の書で見つけることもあり・・・
そんな時はちょっと嬉しくなります。(嬉しいと言う表現が正しいのかどうかわかりません笑)

さて、今回は本筋の正統派な意味合いでのメディカルハーブの書をご紹介しました。次回は「魔女」感たっぷりの私のハーブ愛読書をご紹介していきたいと思います。

どうぞお楽しみに(^_-)-☆

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