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「漢方養生指導士」の勉強

こんにちは。

漢方薬で自身の体質改善と体調の管理を続けてきて
30年以上が経ちます。

この症状の時はこれとこれ、とか
未然に予防するためにこれ飲んでおこうとか
一応何とか自分のために処方を選ぶことは出来るようになりました。
(とはいえ、悩むこともありますが)

10年ほど前に、一度しっかりとした学びを得たいと思い、
薬日本堂さんの「漢方養生指導士」の講座を受けたことがあります。
通信でしたので、ただただ孤独に一人でテキストをめくっておりました。
漢方の師匠には「それ勉強してどうしたいの?」と聞かれ、
「どうしたいとか言うことではなく、勉強したいだけです」と伝えたら
「それならいいけど」と言われましてね。

どういうこと?と長い事考えました。

月日は流れまして2022年の去年、今一度勉強したくなり・・・
何故か再び、講座に申し込みをしました。
(二度も同じ講座を受ける人はいるのでしょうかね?笑)
コロナ禍に入ってからは通信もオンラインの受講が可能になっており、
リモートと言えど講師の先生のお話を聞きながら受講できるのは
大変な魅力でした。

漢方養生指導士のテキストです。

やはり全くの通信とは違い、
講師の方の生のお話を聞くと頭への入り方が違いますね。

6回のオンライン受講、実に楽しかったです。
ここでもう一段階頑張ってその上の資格を目指してみようか!
とも思ったのですが

いやいや、それはちょっと違うなと思い至り・・・。

私が更に深めたいところはそこではないので、
一時の気持ちの高揚にまかせて突っ走るのはやめました。

「養生総論」は非常に面白かったですよ。
人が日々をどのように過ごし、暮らしていくのがよいのか
極論のところは端的に言えばそんな感じです。
当たり前の事なのだけど、現代人はそこから遠く離れているな・・・
と、自分を振り返る良い機会を頂いた気がします。

東洋医学(漢方含む)は、見えないところを見ていく、
自然哲学である陰陽五行論、「気」の学問です。

人間も草花と同じ、自然の一部。
それを思えば、どう生きればよいかが自ずと判ってくるのでは・・・

そう思います。

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