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日本の四季とハーブの美しさを教えてくださった人。

こんにちは。

ちょっとハーブネタが続きますがお付き合いくださいませ。
JAMHAのメディカルハーブ資格を取った頃に、
ベニシア・スタンリー・スミスさんのこの本にハマリました。

このページが一番好きです。
「ベニシアのハーブ便り~京都・大原の古民家暮らし~」

由緒ある家系に生まれながら数々の波乱を経て日本に渡って来られ、
ご主人と一緒に京都・大原の古民家に移られてからメディアなどで注目を浴びる事となったイギリス出身のハーバリストさん(ハーブ研究家)です。

書き出しは幼少期のイギリスでの生活のお話から始まります。
小さい頃から植物に親しみ、いつも身近にハーブのある生活を送られて来た土台が、大原での素晴らしいほどの田舎暮らしに繋がっているのだな、と言う印象。それはもう一冊の物語を読むような気持でページを一枚ずつめくっていました。

この本を見ていると、日本の四季はなんて美しいんだろうと改めて感じます。ご主人である写真家・梶山正氏の撮る風景や日常が本当に綺麗で情緒溢れ、そして美味しそう(笑)

この素晴らしいイングリッシュガーデン(日本庭園もあったと聞きましたが)、一時は一般公開されておりましたが機会があれば訪れたかったです。行かなかったことを今更ながら後悔しています。

四季のお写真もお庭の植物たちのお写真も素晴らしいのですが、
ベニシアさんのハーブのレシピは色々と参考にさせて頂きました。
生活のあれこれは殆ど手作りのハーブレシピで賄っているんじゃない?と言うほど「こんなものまでハーブを使ってるのね!」と感嘆しきり。

風邪を引きそうな時のマスタード・フットバスや筋肉痛の時のバスオイル、
五十肩になって痛みに耐えかねていた時はセントジョーンズワートオイルのレシピを使わせてもらい症状が軽減したこともありました。
ラベンダーとミツロウの家具ワックスも真似て作りずっと使っていましたが、それはそれは良い香りが引き出しを開ける度にふんわりと漂い、おまけに防虫まで出来るので衣類もその他の小物までもが爽やかな香りに包まれ・・・至福でした。家具もピカピカになりますしね✨

何と言ってもハーブをふんだんに使ったおやつやお食事!
まるでお洒落なお店のメニューに出て来るようなラインナップです。
ご自身で描かれている絵や書体もとってもお上手でお洒落。もう何をとってもお洒落なんですよ。何度見ても飽きませんでした。
もちろん今も思い出したように手にとっては眺めております。

日常の生活にハーブを取り入れることの「豊かさ」や「幸福感」みたいなものを、ベニシアさんは長い事私たち日本人に教えてくださいました。

残念なことに、今年の6月にお空に旅立たれました。
ページをめくるだけでこんなに幸せになる書物を残してくださったことに、
感謝をしております。

大原には大好きな神社がありますので年に一度は必ず訪れるのですが、
大原の地を訪れると必ずベニシアさんのことを思い浮かべます。

お空の上でもきっと植物たちと楽しく暮らしているのでしょうね。

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