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Sting …all this time 数々の名曲を大人アレンジのライブ版で

Stingのライブにはかなり行きました。
古くは甲子園球場かな?大阪城ホール、ドームでのThe Police 再結成、いつもカッコ良くて完璧な歌と演奏。Stingのファンだったお陰で、ドイツ本社から来た偉い人(女性)と宴会席での話題が見つかり、嬉しかったりした。

ただこのアルバムを知ったキッカケは、とあるイベントの開演前の場内で掛かっていたのがあまりに気持ちが良くて、聴き入ってしまったことです。帰宅後も気になってどのアルバムか探しても分からず、結局主催者にお伺いしたら快く教えてくれました。

このアルバムがライブ収録されたのは、2001年9月11日。そう、同時多発テロがアメリカで発生した日。場所はイタリアのペルージャです。

特別な悲劇の夜、ライブが実施されるか危ぶまれた中、1曲目の”Fragile”はテロの犠牲者やその関係者に捧げられ、拍手なし、全員の黙とうで締められたそうです。その他、詳しい顛末が日本語のライナーノートに綴られています。

心の中には、各自、色々な思いがあったと思われるものの、安定の名演であって、夜のリラックスタイムのBGMにぴったりだし、じっくりアレンジの違いを聴き込むのも、ファンなら楽しいはず。ホーンセクションのジャジーな雰囲気もとても良い。

しかし我が家ではイベント会場である映画館で聴いたほどの臨場感は得られず、やはり音響の良い設備の恩恵が大きかったことを実感。ただ、この録音の音質の良さは間違いない気がしました。やることがいちいちレベルが高い!

Stingさんも、72歳。
この当時でギリギリ50代なんですね。最近のライブには訳あって行っていないのですが、他のライブアルバムも聴いてみよう。


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