クラウドワークスの動画編集案件の闇

雑記として記録しておきます!

今回受けたYouTube 編集の案件はおそらく下請けの下請けの案件で単価が5000円と非常に安い割に、1時間以上の動画素材を使うところ使わないところのカット編集から、最終的な字幕やテロップや最悪自作のイラストをデザインしてくれと言われ、おそらく3日ぐらいは時間をかけていたが、いよいよクライアントから法的処置をとると言われ、もはやこのクライアントとは付き合えないと考え、今回報酬はいらないので手を切ってもらうことにしました。

クラウドワークスの応募暗記を見ると( 〇は検索に引っかからないようにつけました)


【本日選定】動画〇集パートナー募集!有名〇outuber編集案件!在宅ワーク(急〇)

長いお付き合いが出来る方を募集しておりまして、単発での依頼はあまり考えておりません。

必ず実績を添えてご応募下さい

■作業概要
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・動画内容:
某有名youtuber
・依頼本数: 要相談

・1本あたりの長さ:30秒〜  30分程まで 動画によって異なります
   
・利用ツール:有料の動画編集ソフトAdobe premiere Pro Final Cut Pro X

詳しくはご相談頂ければと思います。

■重要視する点
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・長期的に継続的にお付き合いできる方。
・チャットワークにて作業のやり取り、連絡が出来る方はお知らせください。
・やる気があり責任感がある方。


■納期/依頼ペース
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まずはご相談下さい

■報酬
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1本要相談です。
※スキルや作成本数に応じて、単価を上げていきます。

1本数万円の案件も御座います。


このような募集案件の内容となっており

様々な解釈ができるうえに、結果的にチャットワークではなく Skype でのやり取りとなり、

スカイプの中でも作業工程に関する手順や確認作業の手順また納品の形態と言ったものの指示もなく、

突然素材と効果音や約物を渡され「昔のチャンネルを見て作って下さい」といったような感覚で「どん」と渡される。

それでもある程度昔のチャンネルを見て勉強し編集をしてみるが、もちろん修正は何回もくる。

編集において修正が来るのは当然なのだが、確認作業に手間取ったのが一番大きかった。


というのも本来であれば Google ドライブやVimeoなど、すぐに確認できるような体制を僕は好んでいたのだが、

わざわざ容量を落として書き出して YouTube にアップするなど突然よくわからない指示が来る

Google ドライブでアップしようとしたが容量を落としてくださいと言われたが、次回は解像度を上げてくださいなど、

とりあえずカット編集のタイミングが分かれば良いと思っていたのに画質の面でも要求してきて一体何を確認したいのかがわからないといった

状況も続き一向に作業が進まないまま5日ぐらいが過ぎてしまった


そしたら最終的にもう間に合わないかもしれないのでプロジェクトファイルごと渡してくださいと言われ

結局私はもうこれ以上付き合っていたらこちらが消耗してしまい、長い付き合いもしたくないと思ったので

こちらからプロジェクトファイルを渡すので切ってくださいというような旨を連絡してこの案件は終わりました。


お仕事の募集があってそれに応募をする場合は、その案件内容についてチェックするポイントがいくつかあって

一つは自身のチャンネルを堂々と晒しているかということが大原則としてある

クラウドワークスやランサーズなどで自分のチャンネルではないがこんな感じに作って下さいというのは、作業指示としては確かにあり得るのだが、

本当に自分のチャンネルが存在しているのに他人のチャンネルをアップしているのは明らかに不自然だし、まともではない募集案件なので注意したい

しかし1度ぐらいは応募してみるのも勉強としては良いと思います。

その他にはやはり動画編集に関する熱意がないとお互いに歩み寄ることも難しい

例えば「責任がある方募集」みたいな感じで募集があった場合は、「全て丸投げして自分で解決して下さいね」と解釈することもできるので「責任」というものを履き違えた記載のものが多いと感じました。


今回僕が担当した某有名 YouTuber 案件というものは確かに有名ユーチューバーではありましたが、その内容というものも特に面白くなく作っていてただただ作業しているだけといった感じだったので私としても仕組みをしっかり作って最短で仕上げるということを軸としていたのでお断りした感じでした。

請け負う形の動画編集は多くの案件がただの作業みたいな感じになってしまいますが、中にはとても熱い思いを持った動画配信者の方とつながることもできるのでそういった方と、たとえ低い報酬であっても仕事することが編集者にとって最もメリットがあることだなあと感じた今日この頃でした 。

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