見出し画像

アンダーワールドはじめてみた

アンダーワールドとは

ウォーハンマー:アンダーワールドは、ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーの世界感でプレイするGWSのボードゲームの一つ。カードと駒を組み合わせてゲームを行い、「栄誉点」と呼ばれるポイントを集めて競うゲーム。総ターン数は3、手番は各ターン4回の計12手番で競い合う。GWSの他のゲームに比べ、決着まであまり時間がかからないのが特徴(私がゆっくりやって決着まで2時間ほど)。プレイヤーは駒とカードのセット「ウォーバンド」を用意し、専用ボードの上に配置して試合を行う。現在多数のウォーバンドが販売されており、好きなデザイン・戦術の陣営を使ってゲームすることができる。

きっかけ

たまたま公式ストアのペイント卓で愉快にペイントしていたところ、インストゲームがゲーム卓で行われていたのを見学。40kのゲーム時間の長さと準備・移動の手間にちょっと食傷気味になっていた自分にとって、手軽さと展開の速さ、そして何より周りにプレイヤーが割といた(ここが大きい)のでプレイを決意。以前買っていたスターターに合わせる形で気になっていたデザインのウォーバンドを追加購入して参戦することとした。

私が選んだウォーバンド

ヘックスベインの魔狩人」と呼ばれる人たち。四人プラス犬が二匹の六キャラクターの編成。ほかの試合を見る限り、三人のウォーバンドも有ったりしたので、割と多いほうなんじゃないかなと思う。外見は、某血の狩人ゲームのような、古めかしいフリントロックの火薬ピストルや斧、ボウガンなどで武装した集団。デザイン先行で買って割とお気に入りである。犬も二匹いるし。購入してストアマネージャーに最初に言われたのが「とにかくカードが強い。カードの使い方で大暴れできる」。まだルールもいまいちわかってなかったので、インストして感じつかめればいいなーという感じで聞き流した。

初試合

初試合は、幽霊のチームとの対戦だった。ストアマネージャーも交えて説明を受けつつ試合を進め

  • 敵を倒すか目標カードを達成すると栄誉点が得られること

  • パワーカードには装備する「強化カード」発動して何らかの効果を得る「戦術・戦略カード」があること

  • 特定の条件を満たすと、駒が「奮起」し、パワーアップすること

等々の試合の流れを教えてもらった。結果は惨敗だったわけだが、分かったことがいくつかあった。

①人間のもろさ

全員人間である。(後の二匹は猟犬ではあるが一応常識の範囲内の生き物)
傷(HP)は2しかないのが基本である。(1人だけ3もいるが)
幽霊・甲冑きた超人・骸骨・アエルフ等が跋扈する世界観で、本当にただの武装した人間である。接近されてダメージ2の攻撃なんて受けた暁にはすぐお亡くなりになってしまう。

②俺の屍を超えて行け

しかしながら、彼らの特徴は、死んでしまうこともそもそも考慮に入った集団であるということである。例として

  • リアクション
    味方のハンター(人間)にダメージが入って判定が入った瞬間にリアクション。味方どれか一人のトークンを除くか強化カードを消費なしで載せられる。

  • 無口のポックと二匹の犬
    どれか一人(匹)が死んでしまうと、残った二人(匹)が奮起

  • アエモス
    ヘックスベインが狙われると奮起

  • 目標カード
    そもそも三人以上が死んでいると達成できるものがある。死んでいる人数を前提としたものもある

  • 強化カード
    死んでいる人数によって強化が乗るカードが複数ある

と、いった具合に
だれがどのタイミングで死ぬのかも重要な集団なのである。

ヘックスベインの魔狩人

細かい設定に関してはよくわからないが、実際に塗ってみて・ゲームしてみての各キャラクターの感想を綴っていく

ヘックスベイン

ウォーバンド名のもなっている(おそらく)リーダー(「ヘックスベインの」魔狩人だからね)。右手のピストルがメイン武器かと思いきや、奮起すると左手のたいまつが武器であったことが判明する。敵を倒すと奮起するのできっと戦闘狂。一番某ゲームの狩人に近い外見をしている。たいまつのせいで顔が日焼けしている。

ブリジット

紅一点。右手のピストルと左手の手斧が得物。どうやらピストルは連射式らしく、各ターン一回目のみダイス増やすかダメージ跳ね上げるかして攻撃できる特攻屋。カチコミ担当。ヘックスベインと共通の専用強化カードを装備すると、射程内に入ってきた敵を自動で迎撃し、カチコミできる自動砲台へと進化する。ヘックスベインが奮起するとこの子もつられて奮起するのできっとヒロイン。バッハのような髪のカールが特徴。

アエモス

元・木こりの大柄な男性。両手斧が得物だが、バトルアックスではなく木こり斧。(常人に比べわずかに)頑丈で、敵に(常人に比べわずかに)ダメージを多く与えられる。しかし、本領発揮は専用強化カードを装備してから。何を思い出したのか知らないが「木を切ること」と「手足を切り飛ばす」ことの類似性を見つけてから覚醒。妖怪変化もびっくりのダメージディーラーと化す。実際、化け物も骸骨大将も甲冑着た超人も切り倒していくのでこの世界の木こりは我々の世界の木こりとは違う職業の可能性もある。スキンヘッドのナイスガイ。

ポック

無口な男。ほかのメンバーもしゃべってるところを見たことがない。鉄仮面をかぶっているのでケガなのか、それとも宗教的な誓いなのか、それは誰にも知られていない。だが、愛犬家である。この人が死ぬと犬は奮起するし、犬が死ぬとこの人が奮起する。得物はボウガン。1ターンに一発のみだが爆弾付きの矢を放つというランボーもびっくりの弓使い。命中すると敵が飛んでいく。爆弾だからね。強化カードが乗ると呪文を詠唱したりするので実はしゃべれるのかもしれない。実はよくみるとスキンヘッドのナイスガイ。

犬(2匹)

猟犬。茶色いほうがグロットバイター。黒いほうがラットスパイク。もろくて儚い。しかしながら両方やられないと敵に栄誉点が出ない上に奮起の条件でもあるので割と前に出される。愛犬家や動物好きの優しい人は攻撃ができないという(良心攻撃型)バリアー装備。奮起してもしなくてもダメージは1。儚い。しかし彼らの本領は猟犬としての能力である。味方の人間が動くとそれに合わせて移動アクションを行うことができる。これによって味方攻撃に効率的な援護を入れて、命中率の底上げを図ることができる。茶色と黒の2匹。

さいごに

何戦かしてみたが、やはりもろさと引きの悪さに影響されるので立ち回りをもっと学ばねばなと思うところである。まだまだカードそのものの大暴れっぷりを生かし切れていないので、引きと盤面に合わせたルート構築をできるようになりたいものだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?