サンクチュアリ出版とは

こんにちは。はじめまして。
サンクチュアリ出版の編集長、橋本圭右(@ksk28)です。

こちらの公式ノートでは、
サンクチュアリ出版がこれまでに実践してきた
営業の秘策、編集の工夫、社長の話相手などを、
担当者にベラベラしゃべってもらおうと思います。

そして、ぼく個人のノートでは、
いつだって著者&クリエイターとの
〝運命の出会い〟をのぞんでいるぼくたちが、
いったいどういう著者&クリエイターと「本をつくりたい!」と考えているのか、
うちの著者さがしてます(仮題)
というコンセプトで、わかりやすく書いていこうと思っています。
どちらもよろしくお願いします。

ちなみにこのnoteは、
「いまどきnote的なことをやってねえとヤバくね?」
っていう地方の中学生ライクな営業部長と、
「そうだ、noteやろう」
って京都出張で頭がいっぱい状態のぼくにもわかるように、
ライツ社の大塚さん、高野さん、有佐さんが、いろいろ教えてくださって、励ましてくださったおかげではじめることができました。他社なのにミンナイイヒトタチ。また明石にいきたいです。

サンクチュアリ出版とは?

さて。あらためて、はじめまして。
サンクチュアリ出版です。

お店の人に領収書をお願いすると
「サンコチョリー出版?」「サンテグジュペリ出版?」「サン○ーク出版?」などと聞き返されがちな出版社で、認知度は出版業界では70%、一般では5%といったところでしょうか(適当)。いずれしてもよく知らない人がほとんどだと思いますので、まずはかんたんに紹介させてください。

①サンクチュアリ出版ってなに
どんなふうにして生まれたか
③どんな書籍をつくっているか
④どういう出版スタイルなのか

①サンクチュアリ出版ってなに

文京区根津にある、本を読まない人のための出版社です。
若い頃には本の魅力に気づくことができなかったメンバーが、
単純に「すごい!」と思う人たちと、単純に「面白い!」と思う本を作るために集まりました。
ONE AND ONLY.=オリジナリティ
BEYOND ALL BORDERS.=わかりやすさ
にこだわりながら、
読者のみなさんといっしょに、良い人生を作っていくことをめざしています。

②どんなふうにして生まれたか

1995年、22歳の元ヤンキー・高橋歩さんが、書店の伝記コーナーを見て、
「〝キュリー夫人〟〝野口英世〟ってきて、〝自分〟ってきたらカッコよくない?」という思いつきと、その考えに賛同するノリのいい若者たちが集まってできた出版社です。
当初は世間から「悪ふざけだ」「出版をなめるな」と猛バッシングされました。たしかにお金もコネも経験もない若者たちが、出版社をはじめるというのはとても無謀なことでしたが、要望もないのに全国ツアーをしたり、街宣カーの上で声が枯れるまで歌をうたったり、一晩中着ぐるみをきてチラシを配ったりするなど、下手くそだけど、とにかく1冊でも「自分たちの本」を売ろうとするひたむきな姿に、心を動かされた人たちもいたようです。一方でバッシングを続ける人も少なくなかったようです。清濁併せ呑みながら(?)、長い年月をかけて「出版社」として認められるようになりました。

画像1

↑これが一番最初に出た本です


③どんな書籍をつくっているか

画像2

ジャンルを問わず
シンプルで、面白いものにする。
難しいことを、できるだけわかりやすいものにする。
あくまでも、読む人の目線で。
という方針で本を作っています。
コンプライアンスは
「実の母親に見せても恥ずかしくない本を作る」
です。

④どういう出版スタイルなのか

丁寧につくって、丁寧にとどける。

メンバー誰か1人の
「このことについて学びたい!」
「この人の考え方を広めたい!」
という欲求からはじまって、
では、どうすればその欲求を、
たくさんの人に届けることができるか?
あらゆる「無関心の壁」を壊すために、
1冊の本につき、
<営業・編集・デザイナー・広報>
で構成された“ユニット”を結成し、
各立場から遠慮なく意見を出し合いながら、
時間をかけて、本を作り上げていきます。
ですから、1冊の本が完成するまでの期間は早くて半年。遅いときは3年以上要することもあります。


橋本圭右(はしもとけいすけ)
1974年東京生まれ。サンクチュアリ出版編集長。主に山と電車とファミレスで活動。編集した本。好きなものはゲーム、ジムニー、ベイスターズなど。



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