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そこの路地入ったとこ文庫 委託参加

第八回 2023年6月11日(日)そこの路地入ったとこ文庫
11:00~16:00、入場無料、烏丸御池「Cafe YoKoSo」さんにて開催予定
主催者様noteリンク☞第八回 2023年6月11日(日)委託参加サークル一覧

京都二条城の近くにありますカフェ「Cafe YoKoSo」さまにて開催されます。
二条城は数年前に観光で訪れました。その近くのカフェで同人誌の即売が開催されると聞きまして、ぜひとも参加をさせてほしいと考えておりました。
今回、ご縁がとうとう繋げられまして山吹屋の本を置かせていただきます。
京都のカフェに自分の本が並ぶなんて考えただけで嬉しくて舞い上がります。
本はすべて主催者様に委託をしての開催になります。なので山吹屋は当日はいません。

委託します本は猫屋奇譚シリーズより2冊になります。
シリーズではありますが、短編読み切り本になり、単独でもOKです。
猫屋奇譚の紹介を少々。
猫屋奇譚は喫茶店猫屋を営む陰陽師である橘の元に訪れる人間に亡者、物の怪らの奇譚になります。
主な登場人物は主人公である橘、喫茶店の従業員の鬼の晴、カラス天狗の乾
こちら3人が主軸となる和奇譚です。
試し読み小説家になろう「猫屋奇譚 玄冬素雪」☜リンク


★「猫屋奇譚 鬼の留守」 
A5版 本文30項 200円
収録 鬼の留守、春一番
迷い家マヨヒガをテーマにしました。
ある帰り道、道に迷った隆志は霧の中に忽然と現れた家を訪ねる。そこで出会ったのは10年も前に亡くなった陽太であった。
もてなしを受け、夢心地で家を出た隆志はポケットに小さな箱が入っているのに気が付く。

一方、家に隆志を上げた陽太は箱が無くなっているのに動揺する。隆志を追いかけ箱を返してくれと迫るが、中身は違ってしまっていた。
2人はそれぞれに陰陽師組合に相談をし、猫屋の橘を訪ねた。

マヨヒガとも迷い家とも云われています。もう一度行きたいと願ってもそれだけは叶いません。でもその家に上がったのは本当ですし、一生忘れないでしょう。

猫屋奇譚 鬼の留守

★「猫屋奇譚 花暦」悲しんでいるあなたを愛する
A5版 本文38項 価格300円
花をテーマにした奇譚短編3話収録
春から夏にかけての、ちょうど今の季節の奇譚を盛り込んでいます!
収録 花見・白雨・竜胆
「花見」
アパートのベランダに出ると外には桜の木があった。
「一緒に花見をしないか」誘われる。おかしいとも何とも思わずに部屋を出て花見に加わったが。
ラーメン屋を営む青年は客が話す花見の話と、客を連れ帰る若い男を不思議に思い猫屋の橘に相談をしにきた。
「白雨」
白雨とは明るい空から降る雨。
その昔に僕はある一人の少年と出会った。
「いつか受け取りに来る。持っていてくれ」
その言葉を信じ、僕は少年の朝顔を何年も育て続ける。亡くなった後も僕は待ち続けた。
「竜胆」
会いたい人間がいる。猫屋を訪れた半面の物の怪竜胆。橘は了承し約束をするが。
時を同じくして竜胆の昔の手下達が集結しつつあった。

猫屋奇譚 花暦



6月11日の当日開催の他に通販があるそうです。
よろしくお願いします。

追記 山吹屋はboothで通販もしています。
リンク☞「山吹屋ページ」