本当に地球体験というのは、色、匂い、味、移ろいゆくめくるめく官能的な豊饒であふれていますね😊

先日は浅草の老舗喫茶の名店「銀座ブラジル」でチキンサンドを堪能してきました。銀座ブラジルでいただいたサンドイッチは、ハムエッグサンド、元祖ロースカツサンド、そしてこのチキンサンドで三つ目になります。

いずれもプロフェッショナルなシェフの繊細な技が光る絶品グルメサンド！

以前のお話しはこちらの記事にしているので、よろしければ覗いてみてくださいね♪

美しい姿、たっぷりのチキンにまろやかなコールスロー✨

大人気の銀座ブラジル、お昼前に着くとすでに料理が供されるまで小一時間かかるといいます。

そのことはすでに織り込み済みですから、何の疑問もなくこの日は前から食べてみたかったチキンサンドを頼みました💖

たっぷりのチキンに細かくカットされたコールスロー。相変わらずこれだけの具沢山でありながら崩れないサンドイッチに、シェフの技術の高さがうかがえます。

バターのしみたパンに、口いっぱいに広がるやわらかいチキンの美味しさと、まろやかなコールスローの舌触りのよい滑らかさ…

この絶妙なバランス。口の中で最愛の人が無言の微笑みをうかべているみたい。堪能しながら、それはつまり最愛の人の微笑みに耳を澄ませている瞬間の連なりなのだけれど、歓びで私の歌はあふれだし、こうして束縛を逃れ自由に美しく美味しかった感動を綴ってしまうのです。

そもそもサンドイッチを待つ小一時間の間だって、向こう岸から歓びが伝わってくるのを感じているひとときなのですから…！

美味なる官能に屈服したい

最近の私の楽しいお遊び…

おいしい胡椒や塩とサンドイッチが見せる新しい味わいにまみれたり、ポルチーニオイルとサンドイッチの可能性を探究したりしているのですが、銀座ブラジルには卓上塩もあるのですが、せっかくなので持参したおいしい塩と胡椒を使わせていただきました♪

繊細なサンドイッチのバランスを崩してしまわないように、細挽きで、爽やかな刺激を漂わせてみたり、上品な白胡椒との得も言われぬ味わい、そして風味の甘いポルチーニオイルとの組み合わせ…

サンドイッチはカジュアルで気楽で、そして奥が深いのです🥰

ふんわりやわらかなチキンの弾力がなんと心地よいことか…

なめらかなシルクのような舌触りのコールスローがなんて甘やかで繊細な愛撫なことか…

それをしっとりと包むトーストの威厳。

ここは美味なる官能という法によって支配されたひとつの王国なのだろうか？完全においしさがその瞬間を支配して、あまりの美味に屈服してしまう。

おいしい～！

その一瞬のあわいを十全に生きたいものにとって、なんと嬉しい屈服なのだろう。