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どうして私はあなたに惹かれるのだろう?そのお店に行きたいと思うのだろう?/雑司ヶ谷「キアズマ珈琲」にて






春の散歩道

4月も半ばを迎えた日曜日は春らしいあたたかな陽気…


私ははじめてさくらトラムに乗って、ゆっくりとした道行を愉しみながら鬼子母神前駅までお散歩に行きました😊


はじめて乗ってみたさくらトラムは、街中をのんびりと走りながら盛況な乗車客の足となり、50分かけて目的の駅まで運んでくれます。なんとなく快活さを感じる電車内の人たちの会話や動き、窓から差し込むおだやかな陽射しに春の歓びをいっぱいに感じる電車の旅でした♪


鬼子母神…雑司ヶ谷という街に私は今まで来たことがありませんでした。ポカポカとしたお日様が静かな街を照らしていて、歩いたけやき並木、のんびりと散歩をする人たち、どれもが、こんなふうにこの日この街を歩けてとても嬉しいと思うものばかりです。


私のこの一歩一歩が、安らぎと喜びを放射するものであり、何にもとらわれない解き放たれた歩みであることを感じて…


行ってみたかったキアズマ珈琲へ。





似たもの同士が惹かれあう

静かな街の一角に
静かにたたずむキアズマ珈琲さん


涼しげな網戸を引くと
そこには静謐な息づかいの…
ひっそりと、自分にとっての美しいものを
守り続けてきた者がまとうような雰囲気があります


一歩お店に入っただけで、私はとても自分になじむなぁと感じました。手に触れるテーブルや椅子、ブランケット、床、どれもその質感がしっくりとするのです。


いただいた珈琲は深煎りのマンデリン。苦みをマイルドさが包む、美味しい珈琲です。私は、珈琲や、またなじみのよい丸みあるカップに、私の安らぎと喜びになってくれてありがとうと伝えながらいただきます。


キアズマさんと私の間に生まれるエネルギーの交流、そこでなされた合一にとても惹かれ、私は溶け込んでしまいました。そして本棚にはたくさんの本があり、ほとんどがSF小説です。若い頃に夢中で読んだ本…


懐かしくて、一冊手に取ってテーブルに座ります。





カフェを探すときに、私は文字の情報からはあまり探しません。画像検索をして、惹かれたお店を調べてみて、行けるところだったら訪れてみます。


すべてのものは、存在の中心からあらゆる方向に向かってエネルギーを発信しています。人と人、人と物、人と言葉…どんなものでも物理的に出会う前に、それぞれの間でエネルギーの交流が起こっています。


そしてその間でエネルギーが絡み合い、合一し、どれほど距離が離れていても、はるかな過去・未来のものであっても、そこで創造されたものはお互いのもとに還っていきます。


創造されたものが魅力的であったら、それをもっと感じたい、物質的に体験してみたいと意識は思い、そうして人と人は近づいていき出会う。その物を手にしてみるし、そのお店に訪れてみます。


キアズマさんが放つエネルギー、雑司ヶ谷という場が持つエネルギー、その街やお店に集う人たちのエネルギーに私は惹かれ、行ってみて、そのお店を体験したいと思いました。


出会いはとても神秘的でおもしろいものですね。そして、いつもの自分とは違う選択、他の人が選んだお店に行ってみるとか、そんなことも楽しいものですね😊



キアズマ珈琲のFacebookです♪

キアズマ珈琲 | Toshima Tokyo | Facebook





魂が良い気分になることを

どんなときに自分は良い気分になるか…


そんな話をしていました。良い気分なとき、それは魂が「これが私だ」と喜んでいるということです。


わけもわからず喜びで涙があふれてくること
歌を歌い、踊り、詩を書き
雨の中、鼻歌まじりにステップを踏み
幼子に微笑みを浮かべ、キスをして
ギターをかきならし
夜明けまでおしゃべりをし
夜更けに散歩に出かけ
陽が沈みゆく海を見つめ
自然を感じ
セックスを楽しみ
素っ裸で寝て…


自分という存在のもっとも深い部分に触れたのは
いつだったでしょう…?





神社巡りというものはしたことがありませんが、鬼子母神がありましたので、ご報告に行きました。


もう私にはお願い事はありません。いろいろあるけれど、こうしてなんとかやれています。生きていることができています。そしてこんな素敵な春の日にお散歩ができてとても幸せです。


ありがとうございます(*^-^*)




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