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タロット愚者のカードについて思う事

私はタロットの愚者のカードが好きです。

愚か者という名前も、何を考えているのかよくわからない感じも、犬の忠告を聞いているのか聞いていないのか?良いのか悪いのかわかっているのか?と言う外の話を聞いていない感じの雰囲気も合わせて好きです。

タロット愚者は旅立ちとか、学びなおしとかそういった意味も持たれますが、素直に旅人で良いのかな?と。

要するにタロットの大アルカナの世界を進む人で、出る人と言いますか。

因みに生命の樹にはめたタロットパスワーク上で愚者は、コクマー(知恵)とケテル(王冠)のパスに場所に当たります。

生命の樹を昇る順で見てもここは最後のルートになりますから、大アルカナを出る人にも取れると思っています。

それともう一つ。
彼をホロスコープで表すと、愚者のイメージは最後のサインと始まりのサインの意味を持つのかなと。

世界の終わりと始まりの切り替えは春分点です。

新しい世界に入っていくために、牡羊座の自我感覚を押し出して行かないと新しい世界にはじかれたり、新しい世界で自分を保つことは出来ない。

なので、彼は今まで各サインで色々な事を学び、最後の魚座でそれらを全部食べて自分と融合していく。

そうなると新しい自分らしさの構築にもなるので、今までの彼とは異なるギャップのようなものも周囲から見れば生まれるのでは無いかと。

彼にしても今まで役に立っていたような事や、外的な部分も不要になり、旧世界から彼を見れば不要で無用な人物になるのかも知れません。

だから彼は愚か者と呼ばれているのかも知れませんね。

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