見出し画像

ごちうさ読了記録[まんがタイムきららMAX2023年7月号]

表紙はスタラビ(2023年エイプリルフールネタ)。列車の行先標(?)風の文字デザインがお洒落です。ティッピー(おじいちゃん入り)はもう描かれる機会も無いのかと思いつつなんだかんだちょいちょい登場しますね。どこか穏やかな表情で、孫娘が自分の人生という列車を車掌として力強くリードし始めたことに安心して逝ったようにも見えます。

あと表紙の時計がエイプリルフール時点での10時から進んでいないことに安心しました。11巻表紙では9時だったので、だんだん時刻が進んでいって12時とともに作品完結ではないかと勝手に深読みして勝手にビビるオタクムーブしてます。

本編については、フルール店長の髪色(狩手一族じゃなかったんだ)とか、連載13年目にして本編では初登場するフルール制服チノも見所でしたが……、これまで実は店同士としてはあまり絡みの無かったフルールとラビットハウスがいよいよ本格協力していくことになったのも重要なポイントでした。チノのやりたい店というのは「喫茶店の垣根を超えていくお店」ではないかと筆者は前から思っているのですが、徐々にそこに近づいている気がします。ティッピー(おじいちゃん)が他の喫茶店をライバル視していたのはギャグ描写ではあったんですけれど、やっぱり一種の呪縛ではあって、それを乗り越えて行くのがチノの物語なのかなと。

あとフユちゃんはメイン張る回ではめちゃくちゃ色んなバリエーションの曇り顔してる気がするんですが、フユちゃん曇らせ性癖のKoi先生がいるんですかね…。

もう一つの展開予想としては、文化祭回は去年と同じ流れだとすれば「トラブルが発生して居合わせた客が店のヘルプに入る」という流れになる訳ですが、今回は神沙姉妹がヘルプ入ることになって、それが言わば姉妹がバイト受かる前の「最終試練」の役割になるのかなと思ったりしました。

今回はこれにて。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?