初年度の支援として800万円相当のベネフィットがもらえる「Microsoft for Startups」へ採択されるまでの流れ
こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。
0 はじめに
皆さんのおかげでChoimirai SchoolがMicrosoft for Startupsへ採択されました!
今回のnoteではMicrosoft For Startups(以下、MS4SU)へ採択されるまでの手順を紹介します。
1 申請条件と基準の確認
お申込の要件は、
ソフトウェアベースの製品、またはサービスの開発に従事している (受託開発やコンサルティングサービス、ハードウェア開発は除く)こと
過去に$ 10K を超える Azure の無償提供を受けていない (過去 BizSpark+, Microsoft for Startups に加入していない)こと
企業が Azure global infrastructure にカバーされている国
投資ステージが Series D 未満
NPO、NGO 等の企業ではない
企業が教育機関、政府機関、個人ブログ、コンサルタント、代理店、ビットコインや暗号等の会社でないこと
2 プログラムへの申請
MS4SUプログラムにはLinkedInアカウントからの申請(👉https://foundershub.startups.microsoft.com/signup)となります。審査はMicrosoft本社で行なっているようですので詳細を英語で登録するのもいいと思います。
こちらが筆者のLinkedInアカウントですのでご参考までに。
LinkedInのアカウントでログインしますと次の画面が表示され、自分の紹介と事業説明、そしてデモ動画を添付し申請する流れとなります。
3 デモ動画
MS4SUの採択を左右する一番重要な資料は会社やサービスを紹介するデモ動画だと思います。下記動画はChoimirai SchoolのGPTと学ぶ、ELAで採用しているAI Tutorを紹介した動画です。
申請から9時間で採択されたデモ動画ですので参考にしてください。
4 審査結果の通知
直接お申込みされた方には、申請後、5 - 10 営業日で結果の通知が届くようです。申請前にプログラム担当者と打ち合わせをご希望の方は、下記のページからメールでの問い合わせるできるようです。
5 支援プログラムの開始
プログラム開始時には Azure 無償枠を最大$150K (約 1,700 万円) を含む最大 $350,000 (約3,800万円) 分の開発環境・各種ツールが利用できます。
Azure: 最長 4 年間、最大 $ 150K 分の無償利用枠の提供。
Microsoft 365, Dynamics 365, Power BI Pro含む Power Platform の提供。
Visual Studio Enterprise 、 GitHub Enterprise の提供。
OpenAI, Bubble, Miro などのパートナーソリューションも無償提供。
その他、 Startup Mentor Network 、 Azure テクニカルサポート、プロモーションなどの機会が含まれます。
利用できる支援は起業のステージによって異なります。詳細は下記の図を参考にしてください。
6 まとめ
Microsoft for Startupsは、すでにサービスを提供されている方ですと初年度の支援が800万相当となるプログラムです。Choimirai Schoolの場合、必要な資料を準備し申請するまでかかったのは7時間程度。投資対効果が最高のプログラムのですので必要な方に届いて欲しいです。
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