【C8LABO】半歩先の未来を届けるラボ、始めます
こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。
0 はじめに
Choimirai Schoolを始めたきっかけとなったのがWilliam Gibson氏の次の言葉です。
2023年3月15日に公開されたGPT-4のAPIですが、Khan Academyを含め、一部人の中では2022年8月からアクセスできたようです。
3月15日に正式に公開されたGPT-4のAPIですが、当初は順番待ちへの登録が必要で、多くの場合7月6日になってようやく使えるようになったかと思います。
C8LABOの主催者は2023年3月18日からGPT-4のAPIへアクセスできて、英語やプログラミング学習に利用できるChatBotを開発しています。
開発したシステムはMicrosoftからも評価され、6月2日には「Microsoft for Startups」に採択され、Azure Cloudで利用できる$25000の支援も受けています。
C8LABOのミッションは、ラボへの参加者に半歩先の未来を届けることです。
今回のnoteではC8LABO初となるワークショップについて紹介します。
1 Open Interpreterの基礎と使用例
C8LABO初のワークショップはOpen Interpreter(以下、OI)の基礎と使い方を学ぶセッションです。OIは、ChatGPT PlusのAdvanced Data Analytics(旧名、Code Interpreter)をローカル環境で利用できるサービス。
Advanced Data Analytics(以下、ADA)は素晴らしいサービスですが、ファイルサイズに制限があったり、実行できる機能が限られていることから似たような機能をローカルで実行したい、というニーズは多かったと思います。
その要望に応えるために開発されたのが「OI」です。
2023年9月6日にリリースしてから1週間も立ってないのにOIのリポジトリはすでに、16000個以上のスター⭐️を集めている。
また、トレンディングのページからも連日10位以内にランクインするほど多くの人が注目しているプロジェクトです。
2 何故、C8LABO、なのか?
①孤立した実装環境
②操作が簡単
③OpenAIのAPIキーが設定済み
🔲 孤立した実装環境
OI(Open Interpreter)を使う最大のメリットは最新のAIと協力し、ローカル環境で作業ができることです。
但し、ローカル環境で操作を行う分、Pythonのバージョンを書き換えたり、ファイルを消すなどリスクもあります。C8LABOでは参加者専用のリモートデスクトップを用意していますので、間違えてローカル環境に影響を与える心配もありません。
🔲 操作が簡単
OIのGitHubリポジトリを見てもわかりますが、多くの人がOIの設定に関する質問を投稿しています。
前から残念だと思っているのがOIのように素晴らしいツールが出てきても、本当に初歩的なところでつまづいて、前へ進むことができないことです。
C8LABOではこうしたハードルを下げるため、リモートデスクトップへログインし、ファイルを叩くだけでOIをすぐ使えるようになっています。操作時の様子は下記のツイートを参考にしてください。
🔲 OpenAIのAPIキーが設定済み
OI(Open Interpreter)では複数のモデルが利用できますが、OIが持つ本来の能力を最大限に引き出すためにはGPT-4を使うことをお勧めしたいです。但し、GPT-4はGPT-3.5-Turboと比べ、利用料金が高く、使い方によっては一日に$20を超えることも珍しくない。
C8LABOで利用しているリモートデスクトップにはOpenAIのAPIキーが設定済みとなっていますので、参加費以外の費用を気にせず、ご自由にOIの機能を試すことができます。
3 何故、今なのか?
GPT-3.5とGPT-4にアメリカの司法試験を受けさせた結果がこちらのツイートです。GPT-3.5が下位10%へランクインしたのに対し、GPT-4は上位10%の成績を収めている。
そして、2024年には少なくとも3つのモデルがGPT-4を大きく上回る能力を持つようになります。
こうした時代の変化を味方にするためにも、最新のAIを仕事や勉強のCopilotとして採用することは選択ではなく、必須になると思っています。
こうした半歩先未来の体験をお届けするのがC8LABOを立ち上げた趣旨です。
4 主催者
C8LABOの主催は筆者のサンミンが担当させていただきます。GPTは2021年4月から利用していて、2022年の7月からはWhatsAppでInstructGPTを利用した英語学習のサービスも運営しています。
こうした活動が評価され、2023年の1月にはテレ東のWBSで取り上げられた実績も。
また、テレ東の理系通信で配信された動画は、再生数が33万回を超えています。
また、今年の6月にはGPT-4を活用した学習支援システムがMicrosoft for Startups にも採択されています。
Prompt Engineeringの話も、まだメジャーではなかった2022年の7月から積極的に配信をしております。
また、OI(Open Interpreter)について紹介したツイートの多くは、OIを開発したKillianさんによって、Discordサーバーで紹介されています。
C8LABOで、半歩先の未来を体験しませんか?
5 まとめ
C8LABOは、参加者に半歩先の未来を届ける場所です。
まずは、OI(Open Interpreter)関連のワークショップをメインで進めていく予定ですが、今後「Cursor」など他のツールも紹介する場として成長させていただきます。
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