ヤクザの教育。そしてタブーについて。

以前、ヤクザの人に刑事ドラマとかどっちを応援するの?と聞いたら、けたくそわるいから、事務所では見ないが家で妻子が見ているときは警察側に立って発言する。と、言っていた。教育に悪いやないか。と、


先程書いたのは、ヤクザに関しての基礎の基礎教養。

でしたが、豆知識を一つ。

親分の言うことには絶対服従。

殴られても蹴られても文句は言えず、命令とあらば命も金も差し出さなければならないのですが、

しかし、そんな絶対的縦社会のヤクザ社会でも親分やアニキが子分に絶対にやってはいけない事が一つだけ、あります。

それをもしやったら、子分に殺されても、周囲のヤクザも、まぁしゃあない。

となる、たった一つのヤクザ社会の最大のタブーとは何でしょう?

はい。

想像しましたか?

答えは




さて、先程のヤクザ社会の最大のタブーとは、

「豆泥棒」です。

刑務所の中では性犯罪者の隠語で刑務所ヒエラルキーの最低でしたが最近はオレオレ詐欺の方が下になったとか。

ヤクザ社会でいう「豆泥棒」は同じヤクザの配偶者や愛人の女性を寝とる事です。

無理矢理、合意の上、相手の誘惑にかかわらず、これは絶対に許されません。

なぜなら、組のために刑務所に入っている構成員の妻子を経済的に支援することは親分の義務であり、生活の面倒や相談に乗る事は兄弟分や子分に課せられた義務だからです。

旅をかけたりムショに入るのもヤクザの仕事のうち。

その留守中に親分とはいえバシタを寝とっては、誰も組のため、親分のために犯罪を犯さなくなります。

つまりヤクザ社会が崩壊してしまいます。

なので最大のタブーとされていて、そんなことがあって、もし子分が親分をぶっ殺しても、まあしゃあない。豆泥棒をするような親分は親分やない。

と、ほぼ、ふもんにふされます。

なので、映画や物語の中では、ヒドイ親分の表現でよくこれが描かれます。

また、姉さんと出来てしまった弟分の葛藤と恐怖、などのモチーフになったりもするわけです。

よくヤクザが落とし前着けるのに、小指を切るエンコ詰め。というのがありますが、豆泥棒は殺されても、文句は言えず、詫びを入れるなら最低でも腕一本と言われています。

ま、実際、逆にそういう事がおきやすいからこそ、厳に戒められているのですけどね。

まあでも、これは同業者や同じ組織内の事で素人さんはヤクザの女に手を出してもその限りではありません。

ので、安心してください。

最終的にはお金ですみます。

とは言っても本当ーーーに、

本当ーーーに、大変な目に合いますから、きをつけてね。うふっ。

本当ーーーに本当ーーーに大変だったんだから、、、、、、、、

冗談です。

カタギには役に立たない、ヤクザ豆知識でした。


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