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「エッセイ」『沈黙のパレード』に魅る変人

この季節に私は非常に弱い(泣)
ブタクサ(なんてロマンの欠片もない名前なんだ 笑 別名 セイタカアワダチソウとも言うらしい)の攻撃をモロに食らった一昨日……
蕁麻疹が出て寝込んだ(泣)

何故、毎年の事なのに注意しないのだろう?
私には抑制心もないが学習能力もないらしい、トホホ。
最初に蕁麻疹が出たのはダーちゃんの存命中、確か7年くらい前、あの時から殆ど2年に一回はブタクサ蕁麻疹攻撃に合っている。
アレルゲンは殆ど見えない物が多い。見える敵なら散弾銃を発射したり手榴弾を投げ込むが、敵の居場所が分からないから「攻撃は最大の防御」が通じない。日本には銃刀法という法律があるらしいが、私の場合は自己防衛だから正当防衛として多分大目に見られるだろう、フム。

最初の時は酷くてアナフィラキシーショック一歩手前で、一命を取りとめた。この時は貝類も食べていた。
ホタテやハマグリを網焼きで一杯やっていた。その2時間後、痒い痒いに襲われた(泣)救急病院の門戸を叩いた。7年前の事だ。

貝と言えば、この時期は「牡蠣」!
私は抑制心が無い女。
ダーちゃんとの新婚1年目にお中元で広島県産「生牡蠣」を貰った。当時、我が社はアルバイトを抜かして4人の超零細?家内制手工業?みたいな感じだった。
で!その4人で我が家で「生牡蠣」パーティー(ただの飲み会)を開いた。

「うんまい!!」

殻付き生牡蠣が広島からの直送便でどのくらいの数だったんだろう?相当量だった事は確かだ。
8個めを食べ終わった時、私は身体に異変を感じた。(この8個は今も自分の生牡蠣限界量だと思い覚えている)
あれ?気持ち悪いかも?(でも酒は、そんなに飲んでないし……)

「ウ、ウゲーーーッ」

急変から直ぐにトイレへ駆け込んだ。胃の中から突き上げて来るような吐き気。
吐いても吐いても気持ちが悪い(泣)身体が異物の侵入を拒否している。
おまけに物凄い下痢と寒気に襲われた。私は皆が食べてる隣の寝室で寝込んだ。
でも隣の部屋からは、男ども3人がまだ平気で食べて飲んでいる声が聞こえてくる(悔しい)
私は枕をゲロで涙で濡らしながら、その楽しそうな声を聞いていた。
途中リタイアの私が一番少ないから、ヤツらは10個以上は食べてるはずなのに誰も気持ち悪くならない(泣)異変が起きたのは私だけだ。後に「貝」は人によって分解する酵素の量が違う事を知った。私は「食中毒」ではなくて、ただの「食当たり」だった。「食当たり」で3日間寝込んだ(泣)

この時の事を覚えていれば、わざわざブタクサの秋に「浜焼き○○」で貝なんてあぶらなかったはずだ(泣)
我ながら、どこまでも学習能力がない(泣)


「当たる」と言えば
同じ当たるなら宝くじに当たりたい!
確か今日は「ハロウィンジャンボ」の発売最終日だったはず……まだ購入していない人は宝くじ売り場へ急いで欲しい。


いや、前置きだけで既に1000字を超えている。この辺りで本題の「沈黙のパレード」にいかなければ誰も読んでくれない(アセアセ)
だ、だから結論として
私は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」を実践しながら生きていると言う事だ(人はそれをバカと呼ぶ)


一昨日、凝りもせずにまたも蕁麻疹を発症して仕事を休んだ。ただでさえ、じっとしていない挙動不審な女なのに痒い私の行動は異常だ。とても人前には出られない(泣)
で、休んで暇だったからAmazonプライムで観たのが「沈黙のパレード」


なかなか良かった。
しかし湯川教授の変人ぶりが回を重ねるごとに柔和化されて来ていると思う。初期の湯川教授は、もっと立派な変人だったはずだ。変人変人のまま生息して居て欲しい。同業者を無くしたようで実に寂しい。
それから私の大好きな決め台詞
「全く分からない」と「実に面白い」が少なかった。これも非常に残念である。
色んな場所で計算するシーンも無かった。あの変人ぶりが小気味いいのに。

天才は尖ってていいんだ!


周りに気を遣ったり、コミュニケーションを取ったりなんて要らない!私の持論だ(それでは映画にならない)
私のような凡人こそが人にへーコラ媚を売って生きていく術を知っていればいい。

この辺にしておこう。
前置きが長い事を自分で分かっているのに書いてしまった。やはり学習能力は無いらしい。

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